約 468,645 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/14464.html
登録日:2012/07/04 (水) 16 21 39 更新日:2023/07/02 Sun 15 55 13 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 おっさん歓喜 オヤジマシン再び プロジェクトX ミニ四駆 歴史 熱い項目 (株)タミヤ(旧田宮模型)から発売されているホビーミニ四駆。 1982年に生まれたミニ四駆は、これまで2度の国民的大ブームを巻き起こした。 徳田ザウルス氏の漫画ダッシュ!四駆郎とレーサーミニ四駆による第一次ミニ四駆ブーム。 こしたてつひろ氏の漫画爆走兄弟レッツ&ゴー!!とフルカウルミニ四駆による第二次ミニ四駆ブーム。 「小学校の頃マグナム持ってた」「アバンテに憧れた」「ワンウェイホイールの理屈が未だにわからん」というおっさ……諸兄も多いだろう。 それぞれの直撃世代でなくても、ミニ四駆が社会現象レベルの大ヒットを記録したことを耳にしたことはあるはずだ。 しかし、第三次ミニ四駆ブームというものは知っているだろうか? 今は当時のようにコロコロコミックで漫画が人気を博しているわけでもなく、テレビアニメもやっていない。 多くの人は『いつ流行ったんだ?』と首を傾げても仕方ないだろう。 だが、第三次ブームは確実に存在している。 第二次ブーム終焉以降の歴史を紐解きながら、それを確かめてみよう。 1999年 この年、爆走兄弟レッツ&ゴーMAXの連載が終了。 同時に全国大会ジャパンカップ、田宮の情報番組RCカーグランプリも終了する。 第二次ミニ四駆ブームは終わり、タミヤの主力商品はダンガンレーサーとラジ四駆という名の黒歴史に移行する。 ダンガンレーサーはミニ四駆の遺産を活かしそれなりにヒットするも、ゾイド、ベイブレード、そしてMagic the Gathering及び遊戯王OCGを筆頭とするTCGブームの前に苦戦していた。 またしばらく経つと、かのバンダイがミニ四駆にソックリなバクシードを唐突に展開する。 それなりに人気を得たものの、往年の本家のような爆発的ブームには至らず、数年で終了した。 その裏で往年の名車アバンテJr.等がコレクターアイテムとして、かつてのレーサーにオークション等で取引されていた。 密かな人気を受けてタミヤはドラゴン、四駆郎、レッツ&ゴーから選りすぐったマシンを2005年にメモリアルボックスとして販売したところ、意外なヒットを飛ばす。 ――ミニ四駆はまだ死んでいない。そう判断したタミヤは同年、誰もが驚く新商品をリリースしたのだった。 ミニ四駆PRO それまでのミニ四駆はマブチの片軸モーターをシャーシの後(FMシャーシは前)に搭載し、前のタイヤにはプロペラシャフトで動力を伝達して、四輪駆動をさせていた。 (このタイプのシャーシをシャフトドライブシャーシと呼ぶ) だが2005年にリリースされたMS(MidShip)シャーシは、その名の通り異形の両軸モーターをマシン中央に配置し、前後輪にモーターのパワーをダイレクトに伝達するという全くの新発想で作られたシャーシであった。 (ちなみにワイルドミニ四駆が割と似た構造) 第2次末期頃からの研究で、速いマシンとはシャーシにゆがみがなく、モーターのパワーを無駄なく発揮できるマシンだと結論付けられていた。 空力?100km/hくらい出さないとちょっと意味無いです。 実はミニ四駆は、四輪駆動で走るためのプロペラシャフトに、最も駆動のロスが生じる。 つまりミニ"四駆"であるためのパーツが、最大のウィークポイントであったのだ。 そこで、MSシャーシは誕生から一度も変わることなかった片軸モーターを廃止し、新型モーターを採用。 そしてプロペラシャフトを廃止し駆動系を改善したために、大幅なスピードアップを果たす。 かつてフルチューンのタイプ1シャーシをドノーマルのタイプ2がブッちぎったように、第二次ブーム時のマシンがMSシャーシに手も足も出ないというレベル。 さらにあのバクシードのシャーシカスタマイズ要素をパク……参考にしたことで、シャーシ設計の寿命という欠点も解消。 このような新要素を詰め込んだ画期的なニューシャーシとともに発売されたのが、その名もミニ四駆PROだった。 しかし、突然のミニ四駆の新展開が異形のMSシャーシであることを受け付けられないファンも多く、加えて初期のマシンデザインがアリイあたりのパチ四駆っぽいのもあり、売り上げはパッとしないままだった。 それでもタミヤはPROを打ち切るようなこともせず、皇帝等の旧マシンのPROリメイクや、新たなるマグナム ソニック『バイソンマグナム』『ロデオソニック』の発売など、改良を続けながら地道に販売を続ける。 旧来ファン向けだけでなく、アニメエヴァンゲリオンとのコラボレートマシンや、漫画鉄のラインバレル作者のデザインマシンライジングエッジ/スラッシュリーパー等新規ファンの獲得にも精力的に取り組み、PROは少しずつシェアを伸ばしてゆく。 だからってねんどろいど乗っけるのは危ないと思うぞ!MSじゃなくスーパー2だけど。 そしてPRO展開の裏で、もう一つのラインが成長を遂げていた。 新生シャフトドライブ MSシャーシは速く画期的なシャーシだった。しかしそれまでのシャーシと違いすぎたことで、旧来のユーザーを惹き付けられるものではなかったのも確か。 MSに勝つために、慣れ親しまれたシャーシの研究がユーザー間で進められていく中で、タミヤも高性能の新シャフトドライブシャーシを投入する。 ただでさえ硬いと評判のXをさらに堅牢にしたスーパーXXシャーシ。 第2次ブームの華・スーパー1を進化させたスーパー2。 新ブランドミニ四駆REVのフラグシップ、完全新作ARシャーシ。 これらの新マシン本体に加え、グレードアップパーツも机上の理論の産物ではなく、実戦を通して研鑽されたものが主流を占めるように。 ユーザーが本気で研究を重ねれば重ねるほど、ミニ四駆は結果をもって応えてゆく。 そうしてマシンが進化し続ける傍ら、ある1つの課題も見直されることとなる。それは…… 子供の玩具から、全ての世代のホビーへ 第一次・第二次ともに終焉の原因は年齢制限のために中学生までしか大会に出られないことだった。 どんなに人気になったとしても時が来れば卒業してしまう……。 そこでPROの発売に合わせ、イベントの見直しも図られる。 公式大会に高校生以上の大人も参加可能なエキスパートクラス(後にオープンクラスと改名)が新設。 卒業という概念を無くしたことで、門戸を大幅に広げたのだ。 他にも初心者のための最高速度制限クラスや、宣伝のために各種メディアが参加するプレスカップを開催したことも大きく、新生ミニ四駆をアピールすることに成功する。 そしていつしか、かつてミニ四駆と共に少年時代を過ごしたレーサー達が、新たにミニ四駆に興味を持ったレーサー達とともに、再び模型店のコースに集うようになっていった。 ミニ四駆は子供だけのための玩具から、いい年こいたおっさん達が手に汗握らせながら楽しむ趣味に、全ての世代が楽しめるホビーへと生まれ変わってゆく。 そして2012年。 13年の時を超えて、ミニ四駆の頂上決戦ジャパンカップが開催された。 第三次ミニ四駆ブーム コロコロコミックが牽引した第一次・第二次ミニ四駆ブーム。 それは他の玩具と同じく、流行が終われば消えてしまうものだった。 だがミニ四駆で育った世代は、今度は自らミニ四駆を牽引し始めた。 もっと速く、もっと楽しく。研究を重ね、アイデアを出し合い、そしてタミヤもその声に応えていく。 それは奇しくも、かつてミニ四駆が生まれたころのユーザーとメーカーの関係と同じ。 全ての世代のホビーとして蘇ったミニ四駆。ミニ四駆ファンはこの新たな時代をこう呼ぶ。 第三次ミニ四駆ブーム、と。 追記・修正はジャパンカップの頂点を目指しながらおねがいします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 熱い。ひたすら熱い記事。書き手の熱意が伝わってきた。両軸モーターは初めて買った時、心底ビックリしたよ。 -- 名無しさん (2013-11-19 15 37 24) ベースに何選んでも可動式バランスウェイト(通称提灯)付けないと高タイム出ないので 「提灯を付けぬものはミニ四駆に非ず」 とアセンや改造が画一化してる…ま、競技系ホビーとはそんなものかもしれんが -- 名無しさん (2013-11-20 11 34 35) 実際マスダンパーの効果が絶大だから仕方ない。もはやレーサー時代に「ローラーは画一的」と付けずに走らせるようなもん -- 名無しさん (2014-03-08 14 12 33) ちょっとしたプロジェクトXっていうか実際に番組で見てみたい。 -- 名無しさん (2014-03-08 14 41 03) バクシードは踏み台にされたのだ… -- 名無しさん (2014-03-23 09 40 25) でも提灯ってカッコ悪いんだよな。烈や豪のマシンが提灯付だったら二次ブームは起きてないと思う(時代が違うけど) -- 名無しさん (2014-03-23 09 44 43) この記事見てるとどんなおもちゃでも輝けるって思えるな -- 名無しさん (2014-06-30 17 41 57) ボディ提灯とかもあるから一概にかっこ悪いとも言えない -- 名無しさん (2014-07-02 18 31 31) ヒクオの開発者は偉大だよな。提灯では電池の抜き差しが面倒くさかったのを解消してくれた。ギロチンも提灯よりは使い勝手いい。 -- 名無しさん (2015-01-10 06 16 12) 熱い記事なんだけど、スーパーミニ四駆を仲間外れにするなよ。ブーメランシリーズとかさ!エアロは…まぁ、その…うん -- 名無しさん (2015-02-19 16 44 14) あえてマスダンを付けない勇気!! -- 名無しさん (2015-04-01 04 25 24) こち亀でこの辺りのミニ四駆の話があったけど提灯が衝撃的だったな。第二次ブームしか知らん人があれみたら皆ビックリするよ -- 名無しさん (2015-08-29 10 22 47) そろそろブームが去る頃かと思ったら公式レースの0次予選は厳しくなる一方なんですがそれは…… -- 名無しさん (2015-10-03 20 52 32) ちょいちょい再販されるのに省かれるスーパーアバンテJr. エアロアバンテとかRSとかあるけど第二次ブーム世代はスーパーアバンテJr.の方が思い入れあるのに。 -- 名無しさん (2015-12-05 12 00 27) ↑RSっていう事実上のプレミアム仕様があるからまだいいだろ…今タイプ5再販してもよっぽどコアなユーザー以外からは見向きもされなさそうだし -- 名無しさん (2015-12-05 12 31 11) そもそもスーパーアバンテはJrつかないんだがなんかと間違えてない? -- 名無しさん (2015-12-15 17 01 30) バクシードもアレだけど、ゲキドライヴはどうなんだろうな? -- 名無しさん (2017-01-10 19 33 37) アツイぜ。遊戯王カードなんかもそうだけど、ブームが文化として定着したら強いよな。 -- 名無しさん (2017-01-18 18 17 17) 今一つ地味なのは第一次ブームの時の「ダッシュ!四駆郎」や第二次ブームの時の「爆走兄弟レッツ ゴー!!」みたいなブームをけん引する漫画がないせいもあるかも -- 名無しさん (2018-04-21 03 47 03) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/23820.html
登録日:2012/10/06 (土) 03 31 05 更新日:2024/04/08 Mon 11 55 55 所要時間:約 18 分で読めます ▽タグ一覧 シャーシ タミヤ プラモデル ミニ四駆 模型 爆走兄弟レッツ ゴー!! 田宮模型 概要 ミニ四駆のパーツのひとつ。 ミニ四駆の底部を構成し、ボディが被さっているパーツのこと…と言えばわかるだろうか。 ミニ四駆の核となるパーツで、ミニ四駆のパーツのほぼ全てを載せるいわば土台部分。 重要度ではモーターと双璧をなす。 時代によってさまざまなものが作られ、選択肢は非常に広いが、シャーシによっては対応していないパーツもあるため、タグ裏面に対応するシャーシが書かれている他、公式ホームページから見れる対応表があるので、グレードアップパーツを買う時は自分の持っているマシンのシャーシに対応しているか確認してから購入しよう。(*1) もちろん古いシャーシだと勝てないというわけではなく、 しっかりと作りこめば新しいシャーシとも互角に戦えるだろう。 また公式大会では使えないのだが、シャーシについても自作してしまうマニアも昔から存在する。 シャーシ一覧 カッコ内はそのシャーシを搭載した最初のマシン 第一世代 タイプⅠ(ホットショットJr.) 記念すべき初代シャーシ。 ターミナルはA型。 開発・発売当初はオフロードを走らせることを想定しており、コースというものが存在せず、ローラーも発明前だったので発売当初のバンパーにローラー用の穴が無い。モーターの放熱対策用の肉抜き穴もない。 当然、サイドガードにも穴が無いので役立たず。 ユーザー達が購入後の最初に行う改造は「ニッパーでサイドガードを千切る」こと。 ちなみに比較的後期のタイプⅠにはちゃんとローラー穴はある。 タイプⅡ(アバンテJr.) タイプⅠをロングホイールベース化。サイドガードにローラー穴増設。 ターミナルはB型。 車軸受けをボールベアリングに対応。シャーシ重量もタイプⅠより遥かに軽い。 第一次ブームの火付け役。当時のRC界を席巻していた名機アバンテが元ネタだっただけに滅茶苦茶売れた。直線番長。 ノーマルの状態でフルチューンしたタイプⅠに圧勝したという伝説すら存在するほどだが、 電源スイッチ部品の強度が弱く、振動で電源が落ちるという弱点を抱えている。 突然死に泣いたユーザーもいるだろう。 タイプⅢ(ライジングバード) タイプⅠをタイプⅡ並みに引き上げた正統後継機。 ターミナルはC型。 タイプⅡの特徴を取り入れ、タイプⅡが苦手とする旋回性能を向上させている。 タイプⅠ用のパーツやボディーが無改造で組める為、タイプⅡに苦しめられたタイプⅠユーザー達に愛された。 ただし、前輪側のベアリングが抜けやすいので注意(構造上回避不可能)。 それ以外に欠点を上げるとしたら、使用しているマシンの多くがピンスパイクタイヤ装備なのでイマイチ財布に優しくない点ぐらいか。 スーパー1に対するスーパーⅡに対応するシャーシで、 タイプⅠで販売されたダッシュ軍団機等がこのシャーシでリメイクされている。 ZERO(ダッシュ0号 地平(ホライゾン)) 軽量・低重心・短ホイールベースが特徴のレース仕様。サイドガードは別売り。 ターミナルはZERO系。 ピンク色のヘリカルクラウンギヤー、1.4mmのペラシャを初めて実装したシャーシでもある。 剛性に弱点を抱えているものの、そのコンセプトはスーパー1やVSといった名機達に脈々と受け継がれている。 ちなみに重量に関してのみなら後継シャーシたち以上に軽く、全シャーシ中最軽量だったりする。(ただし強度はさらに劣る) 使用可能ギヤが4 1までなためにこれを活かすのは難しいが…… FM(クリムゾングローリー) 史上初のフロントモーターシャーシ。これに対する解説は後述。ターミナルはB型。 その特異性ゆえに採用車は少ない。 実は後輩のSFMより駆動系は良いと言われているが、 装着可能な最も小さいギヤ比が4 1までとなっている。 ただし精度そのものは高く、更に静穏性と走行性能の向上がかなり容易である。 2014年末に強化レッドが再販されており、2015年夏現在でもあちこちで売れ残っている為、 入手自体は容易であるがボディが手に入らないのが難点。 適当なボディを加工して作ろう。 タイプⅣ(イグレスJr.) タイプⅡの正常進化型。当然、タイプⅡのパーツも使える。ターミナルはB型。 ギヤ比が大幅に見直され、更に直線番長化(なお、タイプⅣのギヤはタイプⅡにも使える)。 ただでさえ軽いタイプⅡを更に軽量化したうえに、ギヤ軸受けにもボールベアリング対応。 旋回性能が高いタイプⅢに対抗すべく、最高速性能を向上させている。 元ネタとなったイグレスは名機アバンテ系の最上位機種だっただけに売れたのだが、 こちらはZEROがかなり早く出たこともあってか第一次ブームの終局に伴い消え去るハメになった。 強度面の不安が非常に大きいのも広まらなかった一因であろう。 おかげで採用車は上記のイグレスとセイントドラゴン(ラジコンリッキー版)の2車種(FMと同数)のみに終わってしまっている。 ちなみに、初期のフルカウル系マシン相手ならば充分勝てる名機でもある。 タイプⅤ(ベアホークJr.) タイプ系の集大成だが、ZEROとスーパー1に挟まれて空気気味な感は否めない。 ターミナルはB型。 肉抜き穴がないフラットな形状と長いホイールベースが特徴。 これのおかげで強度面は非常に安定している一方、『厚み』自体を削ることで軽量化にも成功している。 レッツ ゴーに登場したスーパーアバンテに採用されたほか、 GUPの超速ギヤに対応しているため、第二世代レーサーには地味に知名度が高い。 第二世代 スーパー1(自由皇帝(リバディエンペラー)) ZEROシャーシの改良版(てか流y(ry)であり、二次ブームユーザーにはかなり馴染みのあるシャーシ。 ターミナルはZERO系。 初期フルカウルミニ四駆から後期のベルクカイザー、スーパーミニ四駆にも使われていた。 ゼロよりはましとはいえシャーシの耐性が非常に脆く、フロントがすぐに折れてしまう。 だが駆動系の出来はなかなかによく、改造次第で近年のレベルに充分ついていける優秀なシャーシである他、 駆動が優秀な中では最軽量と言っても過言ではないため、フラット(立体要素の無いレース)では今でも十二分にトップクラスで凌ぎを削れるほど。 余談だが、意外にも搭載機一号はフルカウルマシンのマグナムセイバーではなく、スーパーミニ四駆の自由皇帝の方。 何気に今でもゲーセンのプライズ限定マシンなどで限定カラーがちょくちょく出てくる。 スーパーFM(ブロッケンG) FMの後継機で、地味にデフォでリヤステーが付くようになった初のシャーシ。ターミナルはB型。 マジな意味でもネタ的な意味でも特徴が大きいので詳細は当該項目にて。 このシャーシのマシンを買おうとしているそこのキミ、買う前に当該項目を読んどけ。マジで。 どういうわけか第三次ブームの現在、そこそこ愛用者が増えていたりする不思議なシャーシ。 スーパーTZ(サイクロンマグナム) 二次全盛期のサイクロンマグナムで初お目見えになったシャーシなので、愛用した者はかなりいるはず。 ターミナルはB型。 それまでのシャーシ群に比べて耐性もマシになり、ちびっこにも(金銭的に)優しくなった。 駆動系の出来もそれなりに良い上、何故かスーパーFMと違って ハイスピードEXギヤ並びに精度の高い水色超速ギヤの使用が許されているという美味しいメリットも。 ホイールベースが長く、直線番長という意味ではタイプ5の末裔ともいえなくもない。 なおTZとは「TAMIYA-Z」、つまりタミヤの集大成とする説と、 TYPE系の頭文字のTに「末裔」を意味するアルファベット最後のZを付けた、とする説があるが 発売20年を迎えようとする今尚、公式からの発表がない。 スーパーX(マックスブレイカー) エアロミニ四駆・マイティミニ四駆から導入されたシャーシ。 ターミナルはX用。 ここからステーが2点止め、超速ギヤーが標準装備になった。(ただし、このX系やVSは3点止めができる。旧規格のリアステーが取り付けられるため、FRPと合わせてより強化できる。) 開閉式の電池ホルダーや底部からモーターをギアボックスごと抜き取れる機構を持つ。 モーター交換が非常に容易に出来るシャーシである。 ワイドシャフトを採用かつホイールベースも長いため直進安定性が良く、ペラシャ系の中でもトップクラスの剛性も自慢。 ただしその代償として小回りがきかず旋回性能は低い。ある意味ZERO系の対極のシャーシといえる。 このシャーシからギヤ周りの精度が飛躍的に向上し、「抵抗抜きをすると逆に遅くなる」とさえ言われている程に高精度な為、 依然として現役バリバリどころか頻繁に大規模大会でも入賞する程の優良シャーシ。 弱点を上手くカバーできるようになると本当に頼もしい戦力となる。 特に人気のあるのがカーボン素材のもの(通称炭X)であり、 プロペラシャフトのすべりの良さがダイレクトドライブシャーシ全てひっくるめても最高クラスと評されるため、 大会でXシャーシが入賞しているときは大抵この炭Xが使われていたりする。 一時期はプレ値が酷かったが、2014年に再販されて随分と落ち着いた。 VS(ブレイジングマックス) ZERO系の流れを汲むショートホイールベース、軽量、低重心、優れた駆動性が売りの第二次ブーム最速と名高いシャーシ。 ターミナルはX用。 スーパー1シャーシの甥っ子ともいえる。欠点もZERO系譲りで、剛性の低さ、バンパーの脆弱性が辛い。 しかしそれを補って余りあるポテンシャルを秘めており、後継シャーシが続々登場して旧式と化してもなお現役のシャーシである。 レーサーミニ四駆のリメイク用シャーシにも度々白羽の矢が立っていたり、 全シャーシ中カラバリの数がダントツでトップなあたりもこのシャーシの優秀さを物語っているといえる。 …実を言うと、優秀どころか現在では「片軸シャーシ=VS最強」がほぼ定説となっているレベルですらあり、 VSシャーシの中でも特に早いとされる素材・カラーの物はオークションでも凄まじいほどのプレミアが付いている。 特に『ペンションりんごじゃむ』で限定販売された赤色のもの(通称りんごじゃむVS)は 最低でも万単位積まないと手に入らない。同時発売のTZはそこまででもないのに… 2017年現在も、間違いなくトップクラスの戦闘力を有するシャーシなのだが、 後述するMSシャーシに遂にシェアトップを奪われてしまい、最強の座を譲ってしまった。 スーパーTZ-X(バニジングゲイザー) 名シャーシ、スーパーTZのリメイクで、X系のパーツに対応したねじ穴が追加されている。 当然ながらターミナルはB型。 しかし、それと引き換えに駆動系の精度が失われるという不憫なシャーシ。 採用マシンも1台のみで、第二世代の中でも屈指の空気である。 …と言われ続けていたが、立体が中心となっている昨今のレース事情では立場が少し変わっている。 そもそもTZもギヤ周りの加工をしなければMAやARといった最新のシャーシ類に渡り合うことは困難なので ある程度抵抗抜きが必須となり、そうなるとTZとTZ-X程度の差など誤差に等しくなるのであまり問題にならなくなる。 そして、そもそもTZ-Xの優位点であるリヤの二点止めステー対応穴の有無の優位性はかなり大きく、 特にマシンに対する負荷が大きい公式の5レーンコースでは一点止めではどうしても強度的な不安が拭えない。 SFMで入賞・優勝している人たちも、強引ないし擬似的に三点固定にしている場合が殆どで、 無加工で三点止めステーが使えるTZ-XはそれだけでTZより手間が大幅に省けるのである。 その他にも地味にTZからアップグレードされた点が多く、 現在は公式大会でもたまに表彰台を飾るほどのシャーシとなっている。 サイクロンマグナムのポリカボディプレミアムver.もtzではなくこちらのシャーシが採用された。 第二.五世代 TR-1(スバルインプレッサWRC2002) 第二次ブーム終了後にタミヤが満を持して送り出した新シリーズの1つ「ラジ四駆」。ターミナルは専用のTR-1用。 それに採用されたのがこのTR-1シャーシである。 スーパーXとTZを足して2で割ったような感じの形状をしており、 剛性は頑丈だがかなり重くなっている。その重さたるや片軸シャーシ中最大。 ホイールベースもスーパーXから10mm伸びたので旋回性能がいっそう低くなってしまっている。 さらにターミナルが受信機の都合で5枚に増えたため電気抵抗が増大してスピードが乗らない。 加えて初期型の送信機では異なる番号のものでも混線が多々ありレースどころの話じゃない (後期型はある程度改善されたが、それでも完全な解決には至らなかった)。 また、駆動系周りのパーツが増えているのでメンテナンス性が悪くなっているのも地味に痛い。 おまけに基本的なマシンを揃えるための初期投資が2000円以上かかるなどお財布にも優しくない (一番手軽に揃えられるはずのフルセットでも約2500円)。 これらの理由と第一次・第二次ブーム経験者からの不評を受けて、わずか1年ほどで商品展開を終了する事態に。 その後は同時期に展開されていたダンガンレーサーの陰に隠れて自然消滅してしまう。 TZ-X以上に不憫な存在である。ミニ四駆の歩みにおける最大の黒歴史ともいえる。 現在のルールではミニ四駆に編入されたのに、ラジ四駆(TR-1シャーシ)はネオチャンプがなぜか使えない。 そのためただでさえ速力不足なのにダッシュ系モーターが使いにくい。 え?タミヤもレースから締め出したがっている?きっと気のせいだ。 唯一と言っていいメリットだった実車系ボディに関しても最近増えてきている。今のところBe-1以外はトヨタばっかりだけど なお、ポルシェ911のボディはプラモの流用なせいで素で全長がレギュレーション違反になる(レギュには「すべてのミニ四駆用ボディが使えます(ラジ四駆含む)」とあるが車検で弾かれたという報告あり)。 第三世代 MS(ナイトロサンダー) 「PRO」シリーズ用に開発された新時代のシャーシ。 ターミナルは新規設計のMS用。 ダブルシャフトモーターや三分割型シャーシと従来のミニ四駆とは根本的に別物といっても過言ではない構造。ダンガンレーサーEVOで培った技術がふんだんに詰め込まれている。 古参レーサーや復帰組には抵抗があるかもしれないが、、組み立てやすく初心者にも優しい。 (ただし、旧規格のリアステーが取り付けられなくなったため、リアステーは強制的に2点止めになった。 これはS2、SXXを除くすべての第三世代シャーシに該当する。気になるなら長いビスで接続口を貫通して、ロックナット等でステーを固定してしまおう。) 駆動系と剛性は優れているがレース用シャーシの中ではかなりの重量級でモーターの選択肢が狭く、トルクも不足気味。 過去のスーパー系/フルカウル系マシンのホイールとタイヤを使用するとシャーシに抵触する場合もあり 車体の真ん中に回転軸がある構造が空中で姿勢を崩す原因になりやすいなど結局のところ一長一短。 とは言え、初心者でも簡単に中級者レベルのスピードに達する事ができるシャーシではある為、 ゼロからミニ四駆やりたいんだけど…と言う人は、とりあえずこれかMAを選んでおけば間違いはない。 ちなみにGUPではあるが、唯一無加工でバンパーレスに出来るシャーシである。 のちにVZに完全上位互換されてしまうが。 MAの登場以降、新規マシンに採用されることが無くなった為少しだけ影が薄くなっていた時期があったが、 各ユニットの接合部にバネなどを仕込む『フレキシブル化』と呼ばれる改造が2015年を境に大流行。 2017年にはそれまで最強と言われていたVSすら突き放して完全一強体制を築き上げ、 2018年現在も公式・非公式大会問わず表彰台をこのシャーシが独占することが非常に多くなっているなど、 一時期では考えられないほどの隆盛を誇っている。 スーパーXX(マックスブレイカー ブラックスペシャル) エアロミニ四駆のリメイク用に屈強さに定評のあるスーパーXがさらに頑丈になって帰ってきた。 ターミナルは当然X用。 サイドステーのねじ穴は3つになり、拡張性はさらに広がっている。 一方で、余りにも頑強になり過ぎたがために、 「実はそこまで硬くなくても良いんじゃね?」とする昨今の風潮からは むしろ前身のスーパーXに注目が当たるようになってしまっている。 逆を言えば時と場合によってXと使い分けられるほど優秀なシャーシとも言える。 実を言うと、駆動系はXよりほんの僅かに劣ると言われているが、 ワッシャーなどを適切な位置に一枚かませるだけで十二分に静かにできるので気にしなくても良い。 スーパーⅡ(マグナムセイバー プレミアム) フルカウルミニ四駆及び過去作のリメイク用にスーパー1シャーシが帰ってきた。ターミナルはS2用。 最大の弱点だった剛性の弱さを克服して、より完成度の高いシャーシになっている。 VS最強説の根強い現在、片軸ではほぼ唯一ガチでVSとタメを張る程度に優秀な性能。 他のシャーシだと軒並み限定GUPだったり、そもそも存在すらしない場合も多いカーボン素材性の強化版が Vマグナム&ソニックのプレミアムでいつでも通常生産されている為、良い素材の物を自由に使えるのもおいしいポイント。 (ちなみにマグナム ソニックセイバー、トライダガー X、スピンコブラとパンダ2はポリカABS製。駆動の滑りがよく、こちらも優秀素材シャーシ。しかも通常価格。) また、シャイニングスコーピオンプレミアムなど幾つかのキットに付属するサイドガードは、 元々評判の高かったVセイバー用サイドガードを更に拡張・強化した物であり、これまた非常に評判が高い。 一部キットでしか手に入らないのと、カラバリが余りにも少ないことが欠点か。そのため一番色が喧嘩しないガンメタルのサイドステーか標準装備であるレイスティンガープレミアムが割りと狙われがち 弱点はまさかの電池ホルダーで、今時のヒンジ式やスナップ開閉式じゃないため外れやすい。内部にブレーキスポンジを貼るだけでも大分変わるので主流にするなら必須の改造となる。 そのためホルダーのパーツのみを別のシャーシから流用する人も多い。 また、フロントバンパーがシャーシの最底辺と同じくらい低いため、アンダーガードを付け辛いのも地味に痛い。よくも悪くも大径タイヤが付けやすいシャーシである。 現在は皿ビス加工を施したFRPなどで高さの調整が可能。 何気にモータークーリングシールドに対応しており、冷却性能やホールドの関係からぜひとも搭載したいのだが、これを装着する場合は3点固定式の強化リアステーをそのまま使えない点には注意。(*2) AR(エアロアバンテ) ミニ四駆30周年記念シリーズ「ミニ四駆REV」用に開発された新鋭シャーシ。ターミナルはX用でモーターを裏から交換可能。 モーター冷却用のエアインテークに電池を裏から交換できる機構、強化型ピニオン、 低摩擦製素材によるハトメ要らずの軸受けと新機軸には枚挙がない。 また、シャーシそのものがとても頑丈に出来ているので、初心者が乱暴に扱っても大丈夫。 更に言えば、全シャーシ中唯一裏から電池を交換できる機構のお陰で 流行のヒクオ・提灯改造を施していても電池交換がとても楽、というとてもありがたいメリットも。 当然のことながら駆動系も優秀で、初心者にお勧めされやすいシャーシ。 欠点は、余りにも強度が高すぎる事により、ギヤ周りに負担が集中しやすい構造となっている為 ピニオンギヤはカーボン製の物しか使ってはいけないとレギュレーションで定められており、 当然そのしわ寄せはクラウンギヤに行くため、ただでさえ脆いピンククラウンが更に欠けやすく、 それをカーボンクラウンで補おうとしたら今度はプロペラシャフトが死にやすく…と ギヤのメンテナンス及び交換が他のシャーシより遥かに頻繁な事。 シャーシ本体の剛性の高さを追求した結果だと考えると皮肉としか言いようが無いが、 シャーシ本体が死にやすい事よりはまだ経済的だと考えるべきか。 (ちなみに、ノーマルのプロペラシャフトだとピニオンが軸受けに引っ掛かり、メンテナンスの際にホイールを抜いてドライブシャフトを外さなければならない。 少々面倒であるうえに、ホイールの軸が変形して脱輪しやすくなってしまう恐れがある。一応、中空プロペラシャフトならホイールを抜かなくても外せるようになる。) さらに、サイドマスダンパーをGUP通りに付けていると、結構ビス穴が割れやすい(特に強化ABS)。 もしも気になるならば、2mmのドリルで貫通させてビスをリベットみたいにしてしまうのもアリである(もちろんその際はロックナットで固定するのを忘れずに!)。 2015年以降、フロントモーター化改造が徐々に流行り始め、 特に2016年の世界チャンピオンが使用したことで一気に人気が大爆発。 公式・非公式問わず非常によく見かけるシャーシとなった。 また電池やモーターを裏から交換する性質上、ペラシャ式にも関わらず従来のシャーシと構造がかなり異なり なまじ先入観のある復帰組レーサーにとっては結構紛らわしい構造。説明書をしっかり読んで落ち着いて組み立てよう。 ロングホイールベースによって直進性が高く、VSがZERO系の末裔ならこちらはTZの末裔といえる。 たまにはTZ-Xのことも思い出してあげてください MA(ブラストアロー) 「PRO」シリーズ用に新たに開発されたMSの後継シャーシ。MAは「Midship Aero」の略。 ターミナルはMS用。 MSから受け継いだダブルシャフトモーターによる駆動効率の良さとARの強みである空力効果を併せた、 まさにいいとこどりのシャーシ。MSの三分割型シャーシを元の一体成型タイプに戻し、 部品数を減らしているのでメンテナンス性も高い。 剛性に関してはAR以上とも称され、あらゆる面から初心者向けと名高い。 しかし、代償としてシャーシ重量が競技用シャーシの中では最も重くなってしまい、 ベースとなったMSの弱点も受け継いでいるので、一概に万能とはいえない。 具体的にはトルクが不足しがちになる事やトレッドに制限がかかる事、 余りにも剛性が高すぎるために公式の5レーンコースでは弾かれやすい事などである。 そのため、中級者まではこのシャーシのスペックに頼りきりでも到達できるが、 それ以上を目指すとなると凝った改造に手を出さざるを得なくなってしまうシャーシでもある。 それでも素のスペックは全シャーシ中間違いなくトップクラスである為、 チャンピオンズ(公式大会優勝者しか所属できないクラス)にも愛用者は多い。 「元々のポテンシャルが高いので、性能を殺さずに忠実に改造するのがポイント」と言う人も。 実は素で表裏逆転して走ることができるシャーシ。 ネジ穴も裏にしっかり用意されているので、より電池など重いパーツを低重心に置くことができる。 ボディは穴を開けてボティマスダンパーにすると、レギュレーションもクリアするし、より安定する。 (スイッチが動かしにくくなるが) FM-A(ラウディーブル) 2017年のジャパンカップコースと同時に発表された、 4年振りの新型シャーシにして5年振りの片軸新型シャーシ、 そしてSFM以来実に21年振りとなる新型のFMシャーシ。 Aは「AERO」の略。 ターミナルはX用。 SFM同様に、慣らしの手間はかかるが頑丈で信頼性のあるオレンジクラウンギヤを採用、 そしてスーパーXシャーシと同規格のプロペラシャフトを採用。 要はARとXを足して2で割ってFMにしたようなシャーシと言える。 新企画のローラーや標準装備されている専用のフロントアンダーガードなど、 久しぶりの新型シャーシという事もあってか、とにかくタミヤの本気がうかがえる逸品。 FMの発展系ということもあって一部からは精度の悪さや加速の悪さを不安視されていたが、 全然そんなことはなく、むしろようやくFMの最大の特徴であるフロントモーターの力を発揮できるほどの高性能シャーシとなっている。 三次ブーム以降、フロントモーターの高性能マシンを操る事が出来るのは 旧FMやSFM、リヤモーターシャーシのFM化など高度な改造をこなせる上級者のある意味特権と化していたが、 このシャーシの登場で初心者でも気軽に高性能なフロントモーター車の走りを手に入れられるようになった為、 ラウディーブル発売当初は初心者から上級者までこぞって買い求め、しばらく品切れが相次いだほど。 実はこのシャーシ付属の円筒形リアローラー、 なんと520ベアリングを仕込んでベアリングローラーとして使うことが出来る(ローラー上部からベアリングを押し込んで埋め込む)。 ローラーセッティングにおいても革新的である。 欠点とすれば立体での重心か。 ドラゴンバックやスロープでの進入、出口の姿勢が他と違い前のめりになりがちなので、下手をすればでんぐり返ししてコースアウトしてしまう。(それがメリットでもあるのだが、リアモーターシャーシのようにマスダンパーや提灯ダンパーを搭載すると、前側に偏りすぎてしまう) かといってヒクオなどをしようものなら、今度はギアボックスが邪魔で変な位置になってしまう。 ボールリンクマスダンパーや東北ダンパーなど、リアに搭載できるギミックを採用するのが無難である。 VZ(NEO-VQS) ネオバンキッシュではない 2019年に発表された、AR以来8年振りとなるリヤモーターの片軸シャーシ。 ターミナルやプロペラシャフト等は全てVSと同様となる。 名前から察することができる通り、かつて最強伝説を築き上げていたVSとTZの進化系であり、 VSの最大のメリットである駆動システムの良さやコンパクトな設計による取り回しの良さはそのままに、 最大の弱点である強度不足に根本からメスを入れた意欲作となっている。 TZ要素? バッテリーホルダーがそれっぽいんじゃないかな 更に初の試みとして、最初からフロントバンパーが着脱式になっており、 中~上級者が当たり前のように行っているバンパーレス改造がデフォルトで行えるようになっている。 これによりカットの手間が省けるだけでなく、カットの際にシャーシが歪んでしまう心配が無くなる事から、 フロントバンパーレス改造の入門用として非常に優れたシャーシとなっている。(さらに言えばシャーシのローラースラストを殺さずにバンパーレス化できる。) もちろんVSをベースとして、サイズを一回り巨大化することで強度不足を改善したバンパーも付いてくるので バンパーレスを行なわないユーザーにも対応している。 また、ARやMAを堅牢に作りすぎたことで、コースから弾かれやすくなり、 実戦級に引き上げるためにユーザーが穴あけなどの加工を施して意図的に強度を下げていた事を受けてか、 今作では『適度なしなり』を最初から意識した設計となっており、 とにかくデフォルトでの戦闘力を徹底的に追求したことが見て取れる。 AR以降の全てのシャーシでアピールポイントにしていた『空力』を潔くカットしたところからも、 とにかくロマンよりも実戦力を追い求めた仕様であると言えるだろう。シャーシ自体の重量も軽くなり、より軽快な走りが期待できる。 唯一の欠点を上げるとすれば、シャーシのバッテリースペースがかなり薄く作られていることか。 フレキシブルとして考えるならば利点だが、それすなわちギアへの負担は甚大である。特にギアカバーが動きやすいため、しっかり固定出来ていないとカウンターギアのトルク抜けで走れなくなってしまうだろう。 加えて、昨今のマシンはマスダンパーやボディ提灯、キャッチャーダンパーなど、前後に激しく衝撃が加わることが多いため、あまり重量物を多数搭載すると負荷が激しすぎてクラックが入ってることがある。そういった意味ではARとは対極に位置するシャーシと言える。 一つの完成形と評されたVSを、更に令和時代のレースに対応するためにアップデートした野心作であり、 MSフレキ一強と言われる昨今のレース事情にタミヤが本気で放つ刺客とも言える。 発売は2020年3月28日に行われ、新しいマシンも続々と増加。出て間もないシャーシ故に、多くのユーザーによる研究が進められている。今後の活躍に期待したい。 追記・修正はすべてのシャーシを一度組み立てたことがある方、お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] タイプIVシャーシが建てた項目 -- 名無しさん (2014-03-08 14 07 27) TZ-Xは駆動系を改善してボディをバックブレーダーにすれば売れると思うんだがなぁ・・・ -- 名無しさん (2014-05-11 16 20 35) MSシャーシとARシャーシのいいとこ取りをしたMAシャーシも出たよ -- 名無しさん (2014-05-26 23 13 58) 漫画に騙されてFMシャーシ買った奴ww -- 名無しさん (2014-05-26 23 33 07) MSは中央に回転軸がある関係でナイアガラに弱いって言われてたな -- 名無しさん (2014-09-04 21 30 35) MAは精度とかどうなん? -- 名無しさん (2014-09-04 21 34 35) TR-1シャーシ(ラジ四駆)も忘れないで・・・ -- 名無しさん (2014-12-13 09 20 58) FM系の後輩を -- 名無しさん (2015-01-03 06 52 11) アニメのスーパーxの設定(シャーシでダウンフォースを稼ぐ)は現実だとARの方が近いのな -- 名無しさん (2015-06-27 13 46 23) シャーシ選びに迷ったら、取り敢えず一通り買って見よう! 1次、2次ブーマーのお父さん達なら大人買いあるのみ!www -- 名無しさん (2015-07-26 01 41 02) ↑シャーシは人によって相性が随分違うからなぁ…XXで凄く速い人に話しかけてみたら、「自分はX系以外速くできない、みんな速くできるMSとかも全然まともに作れない」って言ってて驚いた -- 名無しさん (2015-07-26 01 44 43) 60分の耐久レースとかになると、X系やスーパー2がいいんかな?ミッドシップやARは重くて電池の消費が激しそうだし、VSはシャーシが消耗しそうだし -- 名無しさん (2015-10-18 23 09 26) FM系列の改良版はまだ出ないの?ブロッケンGやガンブラスターXTOのリメイクが出たっていいじゃないか。 -- 名無しさん (2016-04-02 01 49 15) トラッキンシャーシェ・・・。タイプ3の改修型?で、ボディを前後ではなくサイドで固定するのと、リヤステーを標準装備(取外し不可)しているのが特徴。リヤステーは根元が頑丈+中央部に穴があるので補強はある程度しやすい。サニーシャトルとジョリージョーカーの2車種しかないのでかなり空気。使うなら4 1コンペティションギヤが欲しい。 -- 名無しさん (2016-10-02 19 37 15) TZ-Xの評価が記事内で矛盾しているが結局どっちなんだ…?悪くないシャーシなのは分かるんだが -- 名無しさん (2016-10-15 23 05 11) 新設計、改良型とかなかなかでないね -- 名無しさん (2016-10-16 00 37 35) ↑↑頑張ればどうにかなるけどAR改造してたほうがよっぽど楽 -- 名無しさん (2016-10-21 23 24 32) TZまでのカウンターギヤとモーターマウントをユニット化してシャーシ本体と分割する方式はXやVSみたいな一体型方式に比べてやっぱり駆動系の精度が落ちるんかな? -- 名無しさん (2016-11-21 05 03 17) 新型マグナムFM-A採用なのかよ なんか違和感あるな -- 名無しさん (2017-09-18 18 51 33) ↑↑選別必須だけどんなこたーない 仮にそうだとしたらS1がフラットでトップシェアであることに説明ができない -- 名無しさん (2017-11-05 22 18 29) MSのフレシキブル化改造て、ほぼドラゴンシャーシだよな…やっぱこした先生すげーわ -- 名無しさん (2018-01-31 12 51 16) 個人的にMSやARはサイドガードを廃止した上に、リヤステーがボディーと一体になってるから、あんまり好きじゃない(ほぼ同時期に登場したS2はリヤステーの取り外しは出来るのに)。 -- 名無しさん (2018-06-14 18 35 23) VSシャーシって当時のレベルだとインフレどころかオーパーツクラスだったのかねぇ -- 名無しさん (2019-01-09 19 25 39) 両軸で復帰したあとスーパー2触ると「これだよこれ」ってなった。思い出のせいか愛着すごい -- 名無しさん (2019-06-03 20 56 48) VZのフロントバンパーがかなり気になる。ビス式なのか? -- 名無しさん (2019-10-09 09 18 51) NEO-VQSの発売延期に伴ってVZシャーシと専用パーツも発売延期になってしまった。理由は分からないがコロナウイルス絡みだろうな、仕方無い -- 名無しさん (2020-03-07 11 01 26) ↑2 VZのフロントバンパーは二本のビスで固定するタイプだった。(根元ではなく両端を固定 -- 名無しさん (2020-08-13 14 07 50) タイプ1シャーシのローラー穴だけど、3機種目のフォックスJrの時点でもうあったよね? -- 名無しさん (2024-03-15 02 14 45) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mini4wd_lab/pages/459.html
参加メンバー かつまる(記) こむお 場所 新橋プラモデルファクトリー ルール 5人1組でレースを繰り返し、3回勝利した時点で予選通過。(上位12名) 1~4位は本選で+3pt、5~8位は+2pt、9~12位は+1pt 参加者は全体で60名程度。 コース 結果 名前 結果 写真 かつまる 3pt(予選突破:5位) - こむお 2pt(敗退) かつまるの感想 1年ぶりのミニ四駆スペシャル。 なんとか予選突破できました。 通常レース: 6戦3勝 4位決定戦: 1戦0敗 で、5位。 マシンは芝もあってスピード乗り切らなかったけど、結果的に安定してくれたのかも。 本選に向けて、スピード上げる設定をしなければ!! 本選もがんばります。
https://w.atwiki.jp/mini4vipwiki/pages/368.html
( A`)スレまとめ 4 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 33 13.23 ID MkIl+e48O ('A`)「公式大会?」 ( ^ω^)「おっお、そうだお。今度あるんだお」 今日も俺は荒巻模型店に来ていた。 ('A`)「まだ公式大会とかあったんだね」 (´・ω・`)「うん。昔みたいに出場者が多すぎて抽選って程じゃないけど、それなりに賑わってるよ」 ('A`)「そうなんだ。…そういえば昔はレースに出場した奴はそれだけで次の日ヒーローだったなぁ」 ( ^ω^)「タミヤRCカーグランプリでちょっと映ったりすると大騒ぎだったおw」 ('A`)「そうそうw」 ( ^ω^)「…で、ドクオは参加するのかお?」 ('A`)「その日はバイトないから行くつもりだよ」 6 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 35 57.10 ID MkIl+e48O (´・ω・`)「そういえばバイト始めたんだったね。どんな感じだい?」 ('A`)「深夜だからお客さんあんまり来ないし楽だよ。眠いのだけ耐えれば。…そういえばこの前兄者さんが来て延々愚痴ってきたよ」 (´・ω・`)「兄者さんが?どうして?」 ('A`)「俺と同じ店の面接受けたけどなぜか落ちたんだって。俺は面接らしい面接やらないで受かったのに…。 兄者さんなにやらかしたんだろう?散々愚痴った挙げ句、この店はアニメDVDが少なすぎる!ってダメ出しして帰っていったよ」 (;^ω^)「兄者さんらしいお」 8 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 38 21.37 ID MkIl+e48O ('A`)「…で、公式の話だったね」 ( ^ω^)「お、そうだったお」 ('A`)「事前に申し込みとか必要なの?」 (´・ω・`)「直接会場に行って大丈夫だよ。当日みんなで集まって行こうか」 ( ^ω^)「それがいいお。集合場所は駅でいいかお?」 ('A`)「うん、大丈夫」 (´・ω・`)「それじゃあ駅に集合だね。…公式用のセッティング考えなきゃな」 ('A`)「普段のセッティングと違うの?どうして?」 (´・ω・`)「うん。僕たちが普段走らせてるコースは3レーンだろう?公式大会は5レーンのコースなんだ」 9 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 39 01.22 ID MkIl+e48O ('A`)「なにか違うの?」 (´・ω・`)「5レーンコースは3レーンコースより継ぎ目が荒いんだ。路面に段差があるし、もちろん壁にもある。だから830とか850みたいな径の小さいローラーだと引っかかって減速しちゃう」 ('A`)「なるほど。じゃあ径の大きいローラーの方がいいんだね」 (´・ω・`)「そうだね。だから普段あまり使われない13ミリベアリングや11ミリベアリングも使われる。プラリンもさすがにフロントには使い辛いけどリヤには使われるね。あとフロントだったら二段アルミローラーが使いやすいかな」 ('A`)「俺の使ってる9ミリベアリングはどうかな?」 10 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 41 20.93 ID MkIl+e48O (´・ω・`)「う~ん…。多分対応できるとは思うけど、その日のコースのコンディションによるかな」 ('A`)「なるほど。じゃあ他のローラーも用意していった方がいいね」 (´・ω・`)「そうだね」 そういうわけで公式大会に備えてローラーを買っていくことにした。 ('A`)「どのローラーにしようかな…よし、これにしよう」 俺は二段アルミローラーを1セット、プラリンを2セット買うことにした。 (´・ω・`)「うん、良い選択だと思うよ」 ('A`)「脱脂はこのままオイルにつけても大丈夫?」 11 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 42 17.65 ID MkIl+e48O (´・ω・`)「問題ないよ。あと2段アルミローラーはベアリングのはめ込みがきつくて回転が悪いものがあるから、そういうときは1回ベアリングを外して内周を削るといいよ」 ('A`)「どうやって外すの?」 (´・ω・`)「長めのビスに筒状のアルミスペーサー、2段アルミローラー、カウンターギヤの順で通してナットで締め込めばカウンターギヤの中にベアリングが抜けるよ」 ('A`)「へぇ…よくそんな方法思いついたね」 (´・ω・`)「僕が考えたんじゃなくてネットで調べて知ったんだよ」 ('A`)「ショボンもネット使うんだね」 (´・ω・`)「うん。情報収集は必須さ。色々な改造法や理論に触れなきゃね。最終的に確かめるのは自分だけど」 13 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 43 45.63 ID MkIl+e48O ('A`)「じゃあ、早速ベアリングを外してみようかな」 (´・ω・`)「あ、あくまで回転が悪いときだよ。ベアリングを外して取り付けるときに失敗したり、下手に削ってダメにしちゃうともったいないからね。1回付けて回してみなよ」 ('A`)「わかった」 2段アルミローラーは結構高いし、たしかにダメにしてしまったらもったいない。 ('A`)「うん、試してみるよ。…とりあえず脱脂してくる」 店の外で2段アルミローラーを脱脂し、フロントバンパーに取り付ける。 ('A`)「…どうかな?」 (´・ω・`)「うん、それだけ回れば十分だよ」 16 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 46 16.22 ID MkIl+e48O 2段アルミローラーは指で弾くとそれなりに良く回った。どうやら当たりらしい。脱脂以外の細工はせずにこのまま使うことにした。 (´・ω・`)「あ、あとスタビヘッドも交換した方がいいね」 ('A`)「どうして?」 (´・ω・`)「君が今使っているスタビポールは、9ミリベアリングなんかにはちょうどいいけど、2段アルミローラーに合わせるには小さすぎるんだ。大きさに差がありすぎて、傾いたときに壁になかなか触れないだろう?」 ('A`)「あ、なるほど。じゃあショートスタビなんかがいいのかな?」 (´・ω・`)「うん、それでもいいけど僕はギヤスタビをお勧めするよ」 ('A`)「ギヤスタビ?」 17 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 47 52.68 ID MkIl+e48O (´・ω・`)「ギヤスタビっていうのは文字通りギヤをスタビとして加工したものさ。ギヤの歯を落として削るんだ」 ('A`)「なんのギヤを使えばいいかな?」 (´・ω・`)「ピンククラウンが定番かな?歯が欠けてダメになったのがあるから分けてあげるよ。ワークマシンも使うといいよ」 ('A`)「ありがとう」 ショボンに貰ったピンククラウンの歯を全て落とし、ワークマシンのシャフトにつけて回転させながらヤスリをかける。 ('A`)「これでいいかな?」 (´・ω・`)「うん。どうだい?普通のスタビヘッドより強度があるだろう?」 ('A`)「うん、そうだね。ところで公式って他にはどんな特徴があるの?」 18 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 49 33.41 ID MkIl+e48O (´・ω・`)「そうだね…やっぱりテーブルトップが良く使われることかな?」 ('A`)「テーブルトップ?なにそれ」 (´・ω・`)「上り下りのスロープの間にストレートを挟んだセクションさ。これの攻略が難しくてね」 ('A`)「そんなに難しいの?」 (´・ω・`)「うん。テーブルトップの攻略が公式レースの鍵を握ると言っても過言ではないよ」 ('A`)「どこが難しいの?」 (´・ω・`)「スピードがのったマシンがテーブルトップに差し掛かると、下りスロープでジャンプしたりバランスを崩したりするんだ」 19 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 50 59.51 ID MkIl+e48O ('A`)「なるほど」 (´・ω・`)「対策としてはアンダースタビやブレーキかな。ただしフロントブレーキはきつくしすぎると、下りスロープで前につんのめるように転倒しちゃう。リヤブレーキで上りスロープのときに減速させるのも定番だけど、ブレーキの高さに気をつけなきゃね」 ('A`)「どうして?」 (´・ω・`)「さっき公式の5レーンコースは段差があるって言ったろう?だからあんまり低くしすぎると常にブレーキがかかっちゃうんだ」 (;'A`)「な、なるほど。難しいね」 (´・ω・`)「あと最近はマスダンパーなんてのも流行ってるけど…ブーンが使ってたね、ブーン、見せてあげて」 20 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 52 01.13 ID MkIl+e48O ( ^ω^)「おっお、了解だお」 ブーンのマシンのリヤには、金色の重りらしきものがビスで固定されていた。重りにはバネがついていて、押すとビヨンビヨンと上下に動いた。 ('A`)「これがマスダンパー…どんな効果があるの?」 ( ^ω^)「マシンが跳ねたり着地したりするときに安定させるんだお!」 (´・ω・`)「マスダンパーっていうのは元々F1に使われてる装置のことだね。…僕はあんまりミニ四駆に使われてるマスダンパーは信用できないなぁ」 21 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 54 10.23 ID MkIl+e48O ( ^ω^)「だけど実際ブーンのマシンはこれをつけると安定するお!それにビヨンビヨンさせると楽しいお!」 (´・ω・`)「まあ、改造は人それぞれさ」 ('A`)「どうやって作るの?」 ( ^ω^)「簡単だお!ロングビスにスライドダンパーとかのバネと重りをつけてスタビポールで留めるだけだお。重りはダンガンのメタルホイールがよく使われるけどセッティングウエイトなんかでも大丈夫だお」 (´・ω・`)「MSシャーシEVO.っていう5000円もするシャーシキットにも入ってるよ」 ('A`)「いろんな改造があるんだなぁ」 俺の知らない内に新しい改造が日々生み出されているようだ。 22 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 54 43.16 ID MkIl+e48O ( ^ω^)「お、もうこんな時間だお。今日はもう帰るお。…ところでツンも大会一緒に行かないかお?」 ξ゚⊿゚)ξ「私はいいわ。お店見てなきゃいけないし」 / ,' 3 「フォッフォ、店ならワシ1人で大丈夫じゃよ」 ξ゚⊿゚)ξ「だけどマシンも持ってないのに言ってもね」 ( ^ω^)「ツンも作ればいいお!」 ξ゚⊿゚)ξ「…また今度にするわ」 ( ^ω^)「残念だけどわかったお。また今度だお」 (´・ω・`)「それじゃあ、今日はこの辺で」 ('A`)「ハインにも声かけとくよ。じゃあ、また大会で」 23 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 56 54.73 ID MkIl+e48O ――大会当日―― (´・ω・`)「おはよう」 从 ゚∀从「おーっす!」 ( ^ω^)「おはようだお!…って」 (#^ω^)「どうしてお前までいるんだお!」 ミ,,゚Д゚彡「別にいいじゃねーかよ」 ('A`)「あ…ブーン、俺が誘ったんだ」 ( ^ω^)「そうだったのかお…」 ミ,,゚Д゚彡「そうそう、俺だってマシンを走らせたいしな」 (#^ω^)「だったら1人で行けばいいお!」 (´・ω・`)「まあまあ、ブーン」 興奮するブーンをショボンがなだめる。 ('A`)「そういえば他の人たちは?」 24 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 17 57 42.64 ID MkIl+e48O (´・ω・`)「なおさんとオワタさんは先に向かってるって。ピットで兄者さんと弟者さんと合流するって言ってたよ。モナーさんとニダーさんは子供たちを連れて少し遅れて来るって」 从 ゚∀从「お、全員参加か」 (´・ω・`)「うん。あ、電車来たよ。それじゃあ乗ろうか」 ――電車内―― ('A`)「そういえばみんなどうやってマシン持ち運んでるの?」 (´・ω・`)「僕はホームセンターで買った工具箱だよ」 ( ^ω^)「ブーンはタッパーにマシンと電池、必要な工具だけ入れて鞄に入れてるお」 ('A`)「なるほど。タッパーか。俺はキットの箱使ってるけど、タッパーに変えようかな」 25 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 00 04.40 ID MkIl+e48O 从 ゚∀从「俺はポケットに直だぜ!」 (;'A`)「フロントバンパーがはみ出してる!壊れるって…」 ミ,,゚Д゚彡「へへ、俺はブランド物のバッグだぜ」 (´・ω・`)「…ねえ、それスペル違うんじゃない?」 ('A`)「本当だ。LがRになってる」 ( ^ω^)「偽物掴まされたのかお?ざまあwww」 ミ;,,゚Д゚彡「な、なんだって!?4万もしたのに…くそう!」 (´・ω・`)「あ、着いたよ、降りようか」 26 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 00 56.08 ID MkIl+e48O ――会場―― ( ^ω^)「お、なおさんたちだお!」 ('(゚∀゚∩「おーい!こっちだよ!」 \(^o^)/「おはようございます」 (´ _` )「おはよう」 ( ´_ゝ`)「おはよう諸君」 ピットでなおさんたちと合流した。 (´・ω・`)「早いですね」 ('(゚∀゚∩「朝から並んじゃったよ!…それよりコースを見てごらん?」 (´・ω・`)「これは…予想通りテーブルトップがありますね。あとは45度のバンク…全体的にはストレートの多い高速コースですね」 (´ _` )「スピードがのる分テーブルトップの攻略が難しそうだ」 ( ´_ゝ`)「なあに、どうってことはない」 (´ _` )「兄者のマシンはそんなにスピード出ないからな」 (#´_ゝ`)「そ、そんなことないもん」 29 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 02 38.16 ID MkIl+e48O ('A`)「…あ、モナーさんたちだ」 モナーさんとニダーさんが子供たちを連れて会場にやってきた。 ( ´∀`)「おはようモナ」 ヽ`∀´ 「おはようニダ」 ( ><)(-_-)(=゚ω゚)ノ( ● ● )「「おはようございます!」」 ( ´∀`)「みんな揃ってるモナね」 (´・ω・`)「おはようございます。…午前中は予選ですね。まずはジュニアクラスからみたいです」 ('A`)「そういえばクラス分けがあるんだったね」 ('(゚∀゚∩「そうだよ!今日行われるのはジュニアクラス、オープンクラスに小径限定クラス、それにルーキークラスだよ!」 30 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 04 43.98 ID MkIl+e48O ('A`)「そうなんですか。…みんなはどのクラスに参加するの?」 ( ><)(-_-)(=゚ω゚)ノ( ● ● )「「ジュニアクラスです!」」 \(^o^)/「僕は 小径クラスです」 ( ´_ゝ`)(´ _` )「「俺たちも!」」 ( ´∀`)「じゃあ他はみんなオープンクラスモナね」 ('A`)「俺はどうしようかな…ハインとフサは?」 从 ゚∀从「せっかくだからオープンクラスにするぜ!強敵が集まるんだろ?」 ミ,,゚Д゚彡「…このルーキークラスっていうのは?」 (´・ω・`)「レンタルマシンか速度が25㎞/h以下のマシン限定のレースだよ」 ( ^ω^)「お…そういえばレンタルマシンもあったんだったお。やっぱりツンも連れてくればよかったお」 31 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 07 59.73 ID MkIl+e48O ( ´∀`)「たぶんフサギコくんのマシンは制限速度を越えてるモナ」 ミ,,゚Д゚彡「じゃあオープンクラスにするぜ…ドクオは?」 ('A`)「俺のマシンは大径だしオープンクラスしかないね」 こうして各自出るレースを決めた。 ('(゚∀゚∩「そろそろジュニアクラスの一次予選が始まるよ!」 ( ´∀`)「みんな頑張ってくるモナ」 ヽ`∀´ 「頑張るニダ、ヒッキー」 ( ><)(-_-)(=゚ω゚)ノ( ● ● )「「は~い!」」 子供たちが予選レースに向かった。 ('A`)「ねえ、あの人って今のミニ四ファイター?」 32 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 08 40.80 ID MkIl+e48O 俺は司会をしている男の人を指してショボンに聞いてみた。 (´・ω・`)「いや、あの人はMCガッツっていってね、元はダンガンの司会者だったけど今はタミヤのイベント全般に出てるんだ」 ('A`)「じゃあファイターは?」 (´・ω・`)「残念ながら引退しちゃったんだ」 ('A`)「そっか…」 ミニ四ファイターはもういないらしい。なんだか少し寂しく感じた。 ('A`)「あの女の人は?」 (´・ω・`)「櫻井さんか。新人声優で昔からミニ四駆やってた人みたいだよ。今はまだあんまり有名じゃないみたいだけど。まあ、アシスタント兼アイドルみたいなものだよ」 33 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 11 03.93 ID MkIl+e48O ('A`)「ふ~ん」 今はミニ四駆にもアイドルがいるのか。 ( ^ω^)「おっお、ヒッキーくんが走らせるお!」 ヽ`∀´ 「ヒッキー頑張るニダ!」 (-_-)「………」 ヒッキーくんが表情を引き締める。そしてレースがスタートした。 …………。 (-_-)「…ダメだった」 ヽ`∀´ 「よく頑張ったニダよ」 ヒッキーくんのマシンはあと1台というところで予選突破はならなかった。続くぃょぅくんも予選落ち、ワカッテマスくんはコースアウトでリタイアした。 ( ><)「いってくるんです!」 (-_-)「頑張って!」 一次予選最後のレース、ビロードくんの出番だ。 35 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 11 37.28 ID MkIl+e48O ( ><)「いくんです!ブリッツァーソニック!」 レースがスタートした。しかし見るからに他のマシンの方が速い。 ('A`)(ダメかな…) しかし… 「ああっ!」 「くそっ!」 「くっ!」 「マジかよ…」 前の全てのマシンがテーブルトップでコースアウトしたのだ。 (;'A`)(これがテーブルトップの恐ろしさか…!) (*><)「やったんです!」 ビロードくんはそのまま完走し、予選を通過した。 (´・ω・`)「よし、次はオープンクラスの予選だ」 36 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 14 40.50 ID MkIl+e48O ………。 ~ ;ヽ`∀´ 「ニダッ!」 ('(゚∀゚∩「もう少しだったよ…」 ミ;,,゚Д゚彡「くそっ!」 从#゚∀从「ちくしょう!」 (´・ω・`)「よし!」 ( ´∀`)「突破したモナ」 これまでのところ俺たちの中で一次予選を突破したのはショボンとモナーさんだけだった。 しかもなおさん以外の3人はテーブルトップでコースアウトという結果だった。 (;'A`)(テーブルトップ…やっぱり恐ろしいぜ!) ( ^ω^)「じゃあ、ドクオ、先に行ってくるお!」 ('A`)「あ、うん、頑張って!」 残るは俺とブーン。ブーンのレースの方が先だった。 37 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 15 16.02 ID MkIl+e48O ( ^ω^)「いくお!マグナム!」 レースがスタートした。 小径マシンの利点だろうか、ブーンのマシンが抜群の加速力でトップで飛び出す。かなりの速さだ。 ( ^ω^)「いい調子だお!マグナム!」 (´・ω・`)「ブーンもいつのまにか速くなりましたね」 ( ´∀`)「この前ニカド電池の育成を教えてあげたモナ。ブーンくんはハイパーダッシュPROを使ってるモナね?ダッシュ系モーターの力を引き出すにはニカド電池が必要モナ。どうやら僕の教えたことが役に立ってるみたいモナ」 (´・ω・`)「なるほど。これは油断できませんね」 ブーンはそのまま最後までトップで逃げ切り、予選を通過した。 (*^ω^)「おっお、どうだお、ドクオ!」 喜色満面のブーン。俺も負けていられない。 ('A`)「見てろよ、ブーン」 次はいよいよ俺の番だ。 39 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 17 21.53 ID MkIl+e48O ('A`)(大丈夫かな…) 一応ショボンから聞いて対策はしてきたつもりだ。フロントは2段アルミローラー、アンダースタビを装着。リヤはブレーキとしてシリコンタイヤを切ってFRPプレートに貼り付けた。 しかし実際に公式レースを走らせるのはこれが初めてだ。なにより目の前であれだけコースアウトされると不安になる。 ('A`)(…なるようになるさ!) 覚悟を決めてスイッチを入れる。そして… ('A`)「いけっ!エンペラー!」 レースがスタートした。 真っ先に飛び出したのは他のレーサーの小径マシンだ。ボディの隙間からチラリとのぞくエンドベルはスプリントダッシュだろうか?かなりの速さだ。しかし… ('A`)「…負けないぜ?」 从 ゚∀从「お、ドクオのマシンも速いじゃねーか!」 41 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 18 08.78 ID MkIl+e48O 加速こそ小径マシンに負けるが最高速度では大径のこちらに分がある。 ( ^ω^)「おっお、ドクオもなかなかやるお!」 (´・ω・`)「ドクオくんは元々器用だし、飲み込みも早いですからね」 ( ´∀`)「これからの成長が楽しみモナ」 しかし勝負はここからだ。レーンチェンジを抜け、バンクを下り、テーブルトップへ… ( ^ω^)「おっお!」 ('∀`)「よし!」 無事に突破した。 そしてレースは進み、小径スプリントマシンがトップ、俺のマシンが2着で最終回へ。 「ゴール!」 ('∀`)「やった!」 最後に逆転し、一次予選を通過した。 43 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 20 50.53 ID MkIl+e48O ミ,,゚Д゚彡「よう、ドクオ、やるじゃねーか」 (*'A`)「ありがとう」 たしかに速くなった実感があった。素直に嬉しい。 ( ^ω^)「勝負するのが楽しみだお」 ( ´_ゝ`)「ふふふ、次は小径クラス…俺たちの出番だな!」 (´ _` )「そうだな、準備をしておくか」 \(^o^)/「頑張ります」 と、オワタさんのマシンに目をひかれた。 ('A`)「オワタさん、その改造は…」 \(^o^)/「これですか これは オワタステーです」 オワタさんのマシンは周りをぐるりとFRPプレートで囲まれ、さらに両サイドに万歳をするような形でFRPプレートが立てられていた。 44 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 21 39.13 ID MkIl+e48O ('A`)「これはいったいどんな意味が…」 \(^o^)/「レーンチェンジなどでの ローラーの引っかかり防止です」 ('(゚∀゚∩「そんなこと言って、本当はボディの保護が目的なんだよ!」 \(^o^)/「バレましたか ピンクちゃんを傷つけたくないですからね」 オワタさんはそう言うと愛おしげにマシンにプリントされたキャラクターを見つめた。 (;'A`)「そ、そうですか」 \(^o^)/「それでは いってきます」 ………。 (´ _` )「突破は俺だけか」 (#´_ゝ`)「弟者だけずるい!」 45 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 23 18.74 ID MkIl+e48O (´ _` )「落ち着け兄者。公正なレースの結果だ」 \(^o^)/「僕も ダメでした でも みんなにピンクちゃんを見てもらえたから それでいいです」 小径クラス一次予選を突破したのは弟者さんだけだった。弟者さんのベルクカイザーは終始安定した走りを見せていた。 ( ><)「二次予選なんです!」 ( ● ● )「落ち着いていつもの走りをするんです」 (=゚ω゚)ノ「がんばるんだょぅ」 (-_-)「僕たちの分も頑張って」 次はジュニアクラスの二次予選。ビロードくんが参加した。 ………。 ( ><)「…負けちゃったんです!でも楽しかったんです!」 さすがに二次予選では一次予選のようなラッキーは起きずに敗退した。 46 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 25 04.65 ID MkIl+e48O ( ^ω^)「おっお、休憩だお!」 午前の部が終わり、休憩時間に入った。外に出て食事をとる。 ('(゚∀゚∩「今のところ残ってるのは…」 ( ^ω^)「オープンクラスはブーンとドクオ、ショボンにモナーさんだお!」 (´ _` )「小径クラスは俺だけだな」 ( ><)「みんな頑張ってなんです!」 食事も終わり会場に戻る。午後はオープンクラスの二次予選から始まるのだ。 47 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 26 33.08 ID MkIl+e48O ('A`)「ショボン、なにしてるの?」 レースを前にショボンが何かしていたので尋ねてみる。 (´・ω・`)「ああ、これかい?アルカリ電池をホッカイロで温めてるんだ」 ('A`)「温めると違うの?」 (´・ω・`)「うん。持続力はないけど、瞬間的なスピードならニカドにも負けないさ。加熱しすぎると危険だからホッカイロくらいがちょうどいい。ドクオくんも使うかい?」 ('A`)「いや、俺はいいよ」 これから勝負するというのにこの余裕。自分のマシンに余程の自信があるのだろう。 (´・ω・`)「そろそろレースが始まるね。行こうか」 ('A`)「うん」 48 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 27 13.48 ID MkIl+e48O 俺はショボンと同じレース、ブーンはモナーさんと同じレースだった。 (´・ω・`)「お手柔らかにね」 ('A`)「こっちこそ」 正直ショボンに勝てる気はしない。他のレーサーも速そうだ。俺はここまでだろう。 (´・ω・`)「いけっ!ウイニングバード!」 ('A`)「負けるなエンペラー!」 やはりショボンのマシンは速い。速すぎる。やはりまだ俺のマシンでは歯が立たない。 (;'A`)(それにしても速いな。一次予選のときより速いんじゃないか?) …そう。速すぎたのだ。 (;´・ω・`)「ああっ!」 50 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 28 54.28 ID MkIl+e48O なんとショボンのマシンがコースアウトしたのだ。 ('A`)「え?」 慌てて状況を確認する。 (;'A`)「え?俺のマシンもしかして今トップ?」 そのまま完走し、二次予選も突破した。 (´・ω・`)「負けちゃったよ」 ('A`)「一次予選はコースアウトしなかったのにね」 (´・ω・`)「…うん。この音を聞いてごらん、ドクオくん」 そう言うとショボンはマシンのスイッチを入れた。キーンという、高い音が鳴り響く。 ('A`)「これは…」 (´・ω・`)「どうやらモーターの寿命が限界に近づいて、スピードが上がってたみたいなんだ。そのスピードに耐えられなかったんだね」 ('A`)「そんなことが…」 (´・ω・`)「さすがに予想外だったよ。…何はともあれおめでとう。決勝も頑張ってね」 ('A`)「うん、頑張るよ」 52 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 29 35.98 ID MkIl+e48O 次はブーンとモナーさんの出るレースだ。 从 ゚∀从「始まったぜ!」 レースがスタートした。モナーさんのマシンはやはり速い。しかしさすがにここまで勝ち抜いてきたレーサーだ。モナーさんの隣のレーンのマシンもかなり速い。 (;^ω^)「これは僕の出る幕じゃないお」 ブーンは現在4番手だ。 ( ´∀`)「なかなかやるモナね」 54 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 31 07.24 ID MkIl+e48O モナーさんのマシンは依然として隣のレーンのマシンとデッドヒートを繰り広げている。いや、相手のマシンの方が少し速い。 ( ´∀`)「…だけどその速度で完走できるモナ?」 テーブルトップへ差し掛かる。モナーさんの言うとおり、相手マシンは下りスロープでバランスを崩して転倒した。 ……転倒して隣のモナーさんのレーンに飛び込んだのだ。 (;´∀`)「モヌァ!」 モナーさんのマシンも当然巻き込まれてクラッシュ。 「す、すみません」 ( ´∀`)「気にしなくていいモナよ。こんなときもあるモナ」 スタッフ「レースのやり直しもできますが…」 ( ´∀`)「いいですモナ。…フフ、今回はブーンくんの成長ぶりを見させてもらうモナよ」 55 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 31 52.06 ID MkIl+e48O そして… (;^ω^)「おっお、二次予選も突破しちゃったお」 ブーンも決勝に進出した。 \(^o^)/「なんという 強運」 ('A`)「ブーンも決勝進出か…」 ( ^ω^)「おっお…決勝では負けないお!」 次は小径クラスの二次予選、弟者さんの出番だ。 ………。 (´ _` )「負けたか…まあ、ここまでくれば十分だ」 (*´_ゝ`)「や~いや~い!弟者も負けた~」 (´ _`#)「一次予選で間違えて使い古しの電池入れて負けた兄者に言われたくない!」 ( ;_ゝ;)「思い出させないでよ、弟者のバカ!」 56 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 33 31.70 ID MkIl+e48O 決勝の前にコンクールデレガンスが行われた。 ('A`)「へえ、いろんなマシンがあるなあ」 たくさんのマシンが並べられ、ガッツがコメントをしていく。 綺麗な塗装がほどこされたマシン、アイディア勝負の面白マシン、実車と同じ塗装をしたマシン、さらには痛車etc. ('(゚∀゚∩「僕も1台出そうと思ってたけど作るの間に合わなかったよ!残念だよ!」 コンクールデレガンスも終わり、次はいよいよオープンクラスの決勝だ。 ( ^ω^)「ドクオ…」 ('A`)「ブーン…」 ( ^ω^)「お互いいい勝負をするお!」 ('∀`)「ああ!」 57 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 33 56.16 ID MkIl+e48O そしていよいよ… ('A`)「ぶっちぎれ、エンペラー!」 ( ^ω^)「優勝するんだお、マグナム!」 決勝レースが始まった。 スタートダッシュはブーンのマシンの方がいい。しかし俺のマシンも徐々に追い上げる。互角の勝負だ。 そして最終回にさしかかる。トップはブーン、2着に俺。 しかし俺のマシンがレーンチェンジでバランスを崩す。減速したままバンクを登り、その間にブーンのマシンとの差がさらに広がる。 (*^ω^)「おっお、どうやら勝負あったお!」 (;'A`)「くそっ!」 58 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 36 22.66 ID MkIl+e48O しかし! ( ゜ω゜)「お…」 バキっと音を立ててブーンのマシンのフロントバンパーが折れた。そして当然コースアウトしてしまった。 …つまりトップは俺に替わった。 (*'A`)「よ、よし!優勝だ~!」 ガシャン! (゜A゜)「………」 次の瞬間、俺のマシンもコースアウトしていた。 60 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 37 28.71 ID MkIl+e48O ~~~~~~~~~~~~~~ ( ´∀`)「残念だったモナねぇ」 (´・ω・`)「結局僕たちの中から入賞者は出ませんでしたね」 ( ´ω`)「前のレースの後にちゃんとチェックするんだったお…」 ('A`)「…ロングビスって曲がりやすいんだね」 从#゚∀从「あ~もうおまえらいつまでもウジウジうるせぇな!」 ('(゚∀゚∩「見応えのあるレースだったよ!」 (´ _` )「失敗は次に活かせばいいさ」 (*´_ゝ`)「ねえねえ、抽選会でバックブレーダー当たったよ!よ~し、5号機作っちゃうぞ~」 \(^o^)/「落ち着け ハマーD」 (´ _`#)「兄者は本当に落ち着け!」 ( ^ω^)「やっぱり基本をおろそかにしちゃダメだお」 ('A`)「そうだね」 俺たちの敗因、それはこまめなチェックを怠るという初歩的なミスだった。 ('A`)(次から気を付けなきゃな) 63 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/10(金) 18 38 48.14 ID MkIl+e48O しかしコースアウトしたとはいえ、初出場で決勝までいけたのだ。さらに以前ショボンから聞いた言葉を思い出す。 “井桁だから速いんじゃない。速さに耐えられるように井桁にするんだ” ということは、俺のマシンは速度的にショボンやモナーさんの井桁マシンに近づいているのだろうか? (*'A`)(へへ、悪くないかな) 火照った顔に秋の風が気持ちいい。反省と、確かな手応えを収穫に俺の公式大会初出場は幕を閉じた。
https://w.atwiki.jp/mini4vipwiki/pages/574.html
シリーズはゴチャ混ぜ。 無印シリーズやワイルドシリーズ、さらにラジ四駆も入ってますw あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わをん・数字・アルファベット
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/29952.html
登録日:2014/09/25 Thu 21 42 44 更新日:2024/02/05 Mon 11 26 03 所要時間:約 13 分で読めます ▽タグ一覧 UFOキャッチャー キャラとる ゲーセン プライズ ミニ四駆 田宮模型 貯金箱 限定品 実は昨今、かつてミニ四駆に夢中になっていた少年たちが大人となり、 再びミニ四駆を手にする、というパターンが増え、ミニ四駆その物がプチブーム化している。 そんな第三次ブームとも言われる風潮の中、ゲームセンタープライズ会社の『キャラとる』が ミニ四駆の制作並びに販売元の田宮模型と提携し、 『ゲーセンプライズ限定のミニ四駆』をシリーズ化して世に送り出す事となった。 限定と言っても、マシンそのものの性能は市販品と同じ。 しかし、ボディとシャーシが限定カラー、そしてステッカーも新たにデザインされたメタリック調の物で この機会を逃すと手に入れるのが困難な品ばかり (後述だが、一部パーツは市販品よりも良いとすら言われている)。 単色ボディなら塗装で何とか再現できるかもしれないが、クリヤーボディは流石に再現できないので 欲しい物は逃さずゲットしよう。 嬉しい事に、ノーマルモーターではあるがモーター付きなので、 ゲットしたら電池さえあれば組み立ててすぐに遊べる親切仕様。 ノーマルモーター自体、レースに使う事は難しいが、ミニ四駆の必須作業のブレークインに不可欠、 それ故にミニ四駆を楽しむ上では絶対に持っていた方が良いとされるパーツなので、 何だかんだで初心者から上級者まで幅広く嬉しい仕様となっている。 最初は数カ月に1度のリリースペースであったが、 最初の稼働から1年ちょっと経った2014年中盤からは、ほぼ月1ペースの稼働となっている。 ファンには嬉しい事だが、種類が一車種に付き複数(殆どが4種類)あるので クレーンゲームが苦手な人にはだいぶ厳しい戦いが待っていること必須。 在庫状況は店に依り大分異なり、 一瞬で人気カラーが消え去ってしまう店、稼働から暫く経っても何作も前のマシンが残っている店など様々。 展開中に筺体設置店が増えたりする場合もあるので、キャラとる公式サイトをまめにチェックしよう (具体的には、2014年8月中旬より稼働が開始されたアバンテを 当初は稼働予定が無かったが8月末に突如仕入れ始めた店も存在する)。 また、クレーンゲームが充実した店舗に依っては半月ペースで内容が入替わり、 それ迄の「景品(ミニ四駆のみ?)」は後日一般販売され、 内容に依るが底値¥800(大体¥1,000/1,280~、¥100刻みで¥2,980迄)なので、 正に「天の与ふるを取らずんば(ry)」と謂う訳である。 ちなみに、箱のデザイン自体は中の色に関係なく一律で同じ物となっているが、 箱の側面にある一覧表を見れば『この箱の中にどのカラーが入っているか』は一目瞭然 (写真の横に白丸が描かれており、中に入ってる物だけはマーキングにて塗り潰されて居る為)。 挑戦する前に、きちんと店員さんに自分の欲しい色を置いて貰うように頼む事も忘れないように。 たまに『箱側面で中のカラーが判別できる』という事を理解していない店員さんも居たりするので その辺の説明もある程度行えるようにしておこう。 第1弾:スーパーアバンテ イフリート ミニ四駆と言えばこのマシン、とその名を挙げる人も多い、 正にミニ四駆史に燦然とその名を轟かせる名車中の名車・スーパーアバンテ。 21世紀に入って発売されたVSシャーシリメイク版が、栄えあるプライズ第1段に大抜擢された。 メタリック調のオリジナルステッカー、シルバーメッキホイール、限定カラーシャーシと 第1弾からとにかく気合が入りまくっており、 全国のレーサー達は歓喜に打ち震えた(と同時に、クレーンゲーム攻略の勉強を始めた)。 カラーはイフリートイエロー、イフリートブラック、イフリートブルー、イフリートレッドの4種で イエローとブラックは赤色、ブルーとレッドは黄色のシャーシをそれぞれ採用している。 余談だが、この黄色のVSシャーシは素材の関係からかプロペラシャフトの滑りが良く、 中々に速いと言われてガチレーサーにもそこそこ人気があったりする。 稼働は2013年4月から。 第2弾:サンダーショット エクスカリバー レーサーミニ四駆随一の名機にして、様々なバリエーションを持つサンダーショットが プライズ第2弾のマシンとして電撃抜擢。 シャーシはまたも最強との呼び声高いVSシャーシ搭載! だってVSシャーシの需要高いからね。 カラーはエクスカリバー・ホワイト、エクスカリバー・ブラック、エクスカリバー・レッド、 そして今回から導入されたクリア素材となるエクスカリバー・クリヤーブルーの4色。 そして当然のように今回もメタリックステッカー&シルバーメッキホイールの豪華仕様で、 キットのままの戦闘力が高い事から、こちらもそこそこの人気があった。 シャーシカラーはホワイトとレッドが紺色、 ブラックとクリヤーブルーには水色が採用されている。 実はスカイブルーは福袋に入っていた物の再録で、中々レア度が高かった逸品であった。 稼働は2013年7月から。 第3弾:サイクロンマグナム 21st Century Edition 第二次ブームを産み出した漫画・アニメ『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』の 主人公・星馬豪の4台目の愛車にして、3代目マグナムであり、 2次ブーム経験者からは今なお非常に高い人気を受け続ける伝説のマシンが遂にリニューアル。 どのくらい人気があるかと言われると、このwikiにまさかのまさかの個別項目があるくらい人気。 当然のように今回もメタリック調のオリジナルステッカーが搭載され、 更にホイールはゴールドメッキ仕様に変更、 シャーシも元のスーパーTZシャーシの進化形であるスーパーTZ-Xシャーシに変更と 気合の入りまくったモデルとなっている。 何?シャーシは実質退化してる?そんな事言う奴はダウンフォースが足りない。 カラーはクリヤーブルー、クリヤーレッド、ブラック、ホワイトの4種で なんと半分がクリヤーカラー、そして限定品だったブラックボディの再録という豪華仕様。 え?ホワイトは通常版そのままだろ? シャーシはクリヤー2種が赤色、その他が黒色。 ランナーパーツは色が逆になっている為、違う色を1個ずつ揃えて交換すると見栄えが良い。 余談だが、このクリヤー2種についてくる赤色の通常ABS版TZ-Xは インドネシア限定で登場したものの再録であり、国内で出回ったことが無いとの噂がある。 折角のサイクロンだけどステッカーデザインが…と言う人は 田宮模型に注文すれば通常版のステッカーが単品で買える為、 クリヤーブルーのサイクロンマグナムを作ったりする事も可能。 稼働は2013年12月から。 第4弾:ハリケーンソニック 21st Century Edition 弟に続いて、兄・星馬烈の4台目の愛車かつ3代目ソニックとなるハリケーンソニックも 満を持して21st Century Editionとして、ゲーセンに堂々たる登場を果たした。 今回のカラーはスモーク、クリヤーレッド、ピンク、ホワイトで、 ホイールカラーはソニックのイメージカラーであるレッドにメッキを施した豪華仕様。 シャーシはまたもTZ-Xが採用され、クリヤー2種にはグレー、その他にはホワイトが採用された。 ホワイトと言うとまたサイクロンみたいにキットの成型色そのままかと誤解されがちだが、 ハリケーンのキットの白はレーシングホワイトであり、こちらはサイクロン同様のピュアホワイトと僅かに異なっている。 その為、地味に4色全部が限定カラーだったりする。地味過ぎるが。 また、本当にサッと出しすぎたせいでほとんど話題にも上らなかったが、 クリヤー2種に付いてくる灰色のTZ-Xシャーシはこのマシン初採用(しかも2016年夏現在再録されていない)であり、 ソリッド2種にはシャーシこそさほど珍しくない白TZ-Xだが Aパーツがこれまた初採用となるピンクと、実は地味にレアパーツが目白押しだったりする。 特にクリヤー2種に高い人気が集まったモデルであったが、 反面キットの成型色そのままと勘違いされたホワイトと若干ケバいピンクの人気は余りなく、 特にピンクは残っている報告があちこちで聞こえる不憫なモデルだったりしたが、 TZ-Xユーザーが増えた現在となっては前述の通りシャーシの面で再評価される機会が増え、 難民が続出している有様である。 稼働は2014年3月から。 第5弾 エンペラー インペリアルフォース 2次ブーム期の絶頂期を牽引した兄弟機に続いて現れたのは、 一時ブームを巻き起こした『ダッシュ!四駆郎』の主人公・日の丸四駆郎の愛機として 今なお高い知名度・人気を誇るダッシュ1号皇帝・プレミアム。 そんな名機が、大会採用率No.1と言われるVSシャーシを引っ提げて登場しただけあって、 第1次ブームを駆け抜けたレーサーたちはこぞってゲーセンに集合する事となった。 またVSかって?こまけぇこたぁいいんだよ! カラーはスモーク、クリヤーレッド、パール、オレンジの4色であり、 スモークとオレンジには黒色の、それ以外には白色のVSシャーシが採用。 余談だが、このキャラとるの限定ミニ四駆はクリアカラーに人気が集まるのが常だが、 このマシンはパッケージに抜擢されたオレンジの人気が非常に高い。 余談に、コロコロアニキ第3号付録もエンペラーだが、此方はサンライズクリアオレンジである。 コレに本品ステッカーを貼付すれば・・・ 稼働は2014年5月から。 第6弾 シャイニングスコーピオン GOLDEN EDGE ゲーム限定ボディとして登場し、その後通常販売されて数多の少年を絶望に突き落とした 2次ブーム期の名機・シャイニングスコーピオンがまさかのプライズ化。 今回はオリジナルを尊重し、スーパー1シャーシが採用されており、 キットとの違いは純粋にカラーだけ。 ちなみに、ゲーム限定のボディとキット版のボディは微妙に色合いが異なり、 ゲーム限定版はパール「ホワイト」、キット版はノーマルホワイトといった違いがあり、 今回公式サイトにて「ゲーム発売時の購入特典であったパールホワイトボディーに、 ゴールドメッキ調ステッカーを加えたスペシャル仕様!」と書いてあるのだが、 市販品のシャイニングスコーピオンプレミアムも 通常版(ブルー)がノーマルホワイト、バイオレットがピュアホワイト、レッド・ピンクがパール「ホワイト」と 同じ成型色だったりするので、ぶっちゃけ有難味は薄い・・・ とは言え通常色のシャイニングスコーピオンプレミアムはピュアホワイト成型であり、 レッド、ピンク、バイオレットは全て1回こっきりの生産で終了した限定版なので 時間が経てば経つほどパールボディの入手が難しくなるのは明白なので、そこまで落胆する事でもないかもしれない。 うん、プレミアム限定3色は普通に全国流通してあちこちで買えたから むしろゲーセン版の方がレアだけどな! カラーはクリヤーブルー、クリヤーレッド、ブラック、パール。 クリヤー2種は白、ブラックとパールには赤色のスーパー1シャーシが付属。 ちなみに赤色のスーパー1シャーシは中々レアなカラーだったが、白はGUPとして登場して 今なおその辺で普通に売れ残ってるカラーなので、嬉しいという声が余り聞こえなかった。 稼働は2014年7月から。 第7弾 スーパーアバンテ LEGEND STYLE またスーパーアバンテ?と思う事勿れ。 今度はなんと超豪華にも、本体そのものがメッキ仕様となっている、スペシャルなスーパーアバンテである。 勿論ステッカーもメタリック仕様で、光り輝く豪華な一品となっており、 いかに田宮がアバンテを特別視しているかがうかがえるモデルとなっている。 惜しむらくはホイールが通常の黒色or白色でメッキでは無いのと、 ステッカーがゴールドへの仕様を前提としている為、そのままシルバーに貼ると 正直あんまり似合ってない事くらいか。 カラーはゴールドメッキとシルバーメッキの2種類で、シャーシはVSシャーシの黒のみ。 メッキカラーと言う事で人気があるのか、速い所だと入荷して1週間も経たずに完売した所もある。 稼働は2014年8月から。 第8弾 ネオトライダガーZMC NEXT 『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』に登場する、主人公たちの永遠のライバルにして 共に日本代表として世界を相手に戦った心強い仲間・鷹羽リョウの2代目の愛車、 そして歴代ミニ四駆史上第3位の売り上げを誇る、究極のトライダガーが満を持してプライズ化。 シャイニングスコーピオン同様、パーツなどの変更はなく、単純にカラー違いのみとなっているが、 今回は久しぶりにキットと同色の成型色の物が存在しない、今回だけのオリジナルカラーのみとなっている。 アバンテに続いて羽振りが良いじゃないか、どうしたタミヤ。いいぞもっとやれ。 代わりにシャーシのカラーが有難味のない物ばかりになってしまったが カラーはスモーク、クリヤーレッド、ネイビー、そしてホワイトの4色。 スモークとホワイトにはオレンジの、その他にはホワイトのスーパー1シャーシがついてくる。 ちなみにネオトライダガーZMCの大きな特徴であるホイールカバーも、勿論ボディ色と同じ物が付いてくる。 稼働は2014年9月から。 第9弾 ファイヤードラゴン21st フルカウルだけがミニ四駆じゃない。レーサー時代の少年たちの英雄が遂に帰って来た。 市販のファイヤードラゴン・プレミアム(こちらは一般販売されており、今でも生産されている為入手は容易)を 踏襲した作りとなっており、シャーシはVSシャーシを採用、 そしてタイヤもプライズでは初となるピンスパイクタイヤを搭載し、ホイールはレッドメッキ仕様。 …スパイクタイヤ?あんなのレースじゃまともに使えないでしょ?などと思う事無かれ。 先人たちの研究により、スパイクタイヤは実は濡れた路面に強い(かも)という事が囁かれており、 特に最近の公式のレースは屋外で行う上、多少の雨では中止にしない為 悪天候時には真面目に選択肢に入る名パーツなのである。 入手手段も限られている(難しくは無い)ので、此処で押さえておくのも決して悪くは無い。 デザインに関しても、ネオトライダガー同様に元のデザインを踏襲しつつもアレンジが加えられ、 なお且つファイヤードラゴンのワンポイントであるコロドラゴンもしっかりと刻まれており、 まさに当時の少年たちをピンポイントで狙い撃つような豪華仕様となっている。 通常のファイヤードラゴンプレミアムのステッカーはAOパーツで単品販売されているので、 ステッカーデザインは通常の方が…と言う人も簡単に換装する事ができる。 唯一の欠点は、ファイヤードラゴンプレミアムでは低摩擦2段プラローラーがデフォで付属しているのに対し こちらは通常のプラローラーに変更されてしまった事くらいか。 とは言え低摩擦2段プラローラーも普通に市販されているパーツなので、そこまで気にする事でもない。 運&技術次第ではプレミアム1台買うより、此方をゲットして低摩擦2段ローラー買った方が安く済むかもしれない。 カラーはクリヤーレッド、クリヤーブルー、パール、ブラックの4車種。 クリヤーレッドとパールには黒のタイヤに青のシャーシ、残り2種にはレッドのシャーシに珍しい白いスパイクタイヤが付属。 …正直クリヤー2種はシャーシの色とあんまり合ってないので、両方ゲットして交換してあげよう。 ちなみにポスターには、「ドラゴンシリーズが初登場!」と書かれている。 この文言から、他のドラゴンシリーズの登場を期待している人もいるが、果たして… 稼働は2014年10月から。 第10弾:ビクトリーマグナム 21st Century Edition 第三弾に抜擢されたサイクロンマグナムの1世代前のマグナムにして、 歴代ミニ四駆売り上げNo.2を誇る超人気キットが満を持して復活。 当然二次ブーム経験者にとっては朗報以外の何物でも無く、あちこちで歓喜する声が聞こえられた。 一方でバンガードソニックは未だにリメイクの予定が無いが。 サイクロン同様、オリジナルデザインのメタリックステッカーに加えて ゴールドメッキホイールを採用、更に全色に珍しい(と言うか初?)となる 赤色のトレッドパターンタイヤが封入されている。 シャーシはスーパー1から変更が無いが、これはスーパーⅡにするとビクトリーマグナムプレミアムと同様の仕様となって 定価が景品法の基準を上回ってしまう為、仕方の無い措置であるとも言える。 カラーはクリヤーブルー、クリヤーレッド、ブラック、ホワイトの4種で クリヤーブルーはかつてイベントでのみ限定販売されたプレミアムのキットの再録、 そして黒は知る人ぞ知る「校長セイバー」を再現できるカラーとなっている。 なぜ頑なに通常版と同じカラーを入れたがるのか… シャーシはクリヤー2種が赤色、その他が黒色。 ランナーパーツは色が逆になっている為、違う色を1個ずつ揃えて交換すると見栄えが良い。 赤もシャイスコの再録だろ?と思う事勿れ、 何と赤シャーシについている黒いギヤケースランナーは恐らく今回が初となる収録であり、 シャーシとギヤケースを黒で統一しようとしたら問答無用で必須となる品なのでかなり重要だったりする。 更に、噂レベルではあるが、どうもこのVマグナム付属の赤S1はペラシャの滑りがかなり良い、と言われているので カーボンも強化素材も存在しないS1ユーザー達の救世主となり得る…かもしれない。 って言うか白ボディに黒シャーシってそれどう見ても普通のビクトリーマグナムじゃね? 稼働は2014年12月から。 偶然か意図的かは不明だが、丁度後輩機のサイクロンの1年後の稼働となった。 第11弾:ウイニングバード 21st Century Edition 知る人ぞ知る名漫画『ミニ四トップ』の主人公の愛機であり、 現在では惜しくも絶版で再販要望の声が絶えなかった名機がようやく復活。 前述の通り、そもそも古いマシンであるが故に絶版、 ダッシュシリーズの様にMSシャーシやプレミアムとしてのリメイクもされて居らず、 オークションでの相場もうなぎ登りだった所へのようやくの復活に、ユーザーは大喜びする事となった。 …え?人気なのはポリカボディのウイニングバードフォーミュラじゃないかって? ところがどっこい、このマシンはプラボディのオリジナルも非常に高い人気があったりする程の名車なのだ。 だからってポリカボディ再販して欲しくないとかそういう訳じゃないぞ! 流石にオリジナルのタイプ3シャーシでは現在では力不足過ぎると判断されたのか、 最強と言われて久しいVSシャーシを引っ提げての登場となった。 もういいよVSは… カラーはホワイト、ブルー、クリヤーレッド、スモークの4種で、 ホワイトとスモークにはオレンジの、ブルーとクリヤーレッドにはホワイトのVSシャーシが付属。 オレンジは限定GUP、通常素材のホワイトは過去の一部の限定キットのみの収録だったので ボディはおろかシャーシまで珍しい物の再録尽くしとなっている。 それどころか、クリヤーレッドとブルーには(恐らく)サンダーショットブラックスペシャル位にしか付属していなかった 赤色のピンスパイクタイヤまでも再録されると言う、かなりレア度の高い物の詰め合わせと化している。 なんでよりによってコイツだけ通常カラーのボディの再録してくれないの? そして、ノリに乗ったこのプライズ企画、遂にユーザーの投票でマシンが決定される事となった。 DreamMachineキャンペーンと題されたこのキャンペーンで『候補』として挙げられたマシンは、 1.ダッシュ0号・地平(ホライゾン) 2.ダッシュ2号・太陽(バーニング・サン) 3.ダッシュ3号・流星(シューティング・スター) 4.ダッシュ5号D.D.(ダンシングドール) 5.マグナムセイバー 6.ソニックセイバー 7.スピンアックス 8.ベルクカイザー 9.レイスティンガー 10.ブロッケンギガント と、いずれも第1次・第2次ブームで物語に於いて重要な立ち位置を占めた、 今でも非常に高い人気を誇るマシンばかり。 熾烈を極める投票を制し、栄えあるプライズ化の権利を勝ち取ったのは、何と… 第12弾:ブロッケンギガント21st 2位がダッシュ5号D.D.、3位がマグナムセイバー、4位がダッシュ0号・地平……と あらゆる世代が投票に参加した事が容易に把握できる結果、 その上での悪役マシンの堂々たる1位に、レーサー達は響めき歓喜した。 ボディ色はブラック、ホワイト、クリヤーブルーにクリヤーレッドの4色。 え?黒?ブラックスペシャルあるじゃん…と思う事勿れ、 ブラックスペシャルのボディはクリアブラックであり、今回は本物の黒色。 つまりブラックスペシャル付属のシャーシにこれを載せれば真っ黒なブロッケンGが出来上がる事になる。 今回もメタリックシールに金メッキのホイールが付属し、 シャーシはホワイトとクリヤーブルーにスーパーFMのホワイトが、それ以外にはオレンジ色が付く。 このスーパーFMのホワイトはGUPとして販売されたが遥か昔に絶版となり暴騰中、 オレンジは2010年の浅草でのお楽しみ抽選会配布限定と更に希少度が高かった品で、 どちらにしてもかなり希少度の高い物が手に入る。 前述の通り、ボディも全て通常では手に入らないレアカラーと、とにかくタミヤの本気度がうかがえる一品である。 なぜマグナムでこの本気を見せてくれなかったんだ… ちなみに最初に画像が出回った際はオレンジではなくレッドのSFMであった。 稼働は2015年4月。 第13弾 サンダーショット LEGEND STYLE 此処までこの項目を読んできた人なら、名前から察する事もできるかもしれない。 要は第2弾で登場したサンダーショットのゴールドメッキとシルバーメッキ版。 アバンテのLEGEND STYLE同様に黒色のVSと、 ゴールドにはブラックの、シルバーにはホワイトのホイールが採用されている。 ぶっちゃけ手抜k…いかにアバンテのLEGEND STYLEが好評だったかがうかがえる。 稼働は2015年6月下旬。 第14弾:マグナムセイバー First Impact 全てのマグナムの始まりにして、人気投票で堂々の第3位だったマグナムセイバー(・プレミアム)もプライズ化。 あれ?Vソニックは?そもそも人気投票2位だったダンシングドールは……? シャーシはオリジナル同様のスーパー1を採用。 まぁスーパーⅡにするとプレミアムと同様の使用になって景品法にry ブロッケン程では無かったが、これも並み居る人気マシンを押さえて上位に食い込んだマシンなので 場所によってはかなり熾烈な争奪戦が予想される、かもしれない。 カラーはブルー、レッド、ホワイト(=通常版)、グレーの4色で 当然今回が初となるオリジナルのメタリックシールも付属、 ホイールは全てが金鍍金でシャーシはブルー・レッドがホワイト、残りがレッドとなる。 今回はシャーシとランナーの色が一緒なので、カラーコーディネートがしやすいのもポイント… 稼働は2015年7月下旬。 第15弾:マンタレイJr. トリトン レーサー時代から数度リメイクされ、今でもその名を冠するマシンが数多く存在するマンタレイシリーズ。 その原点となるマンタレイJr.が驚愕のプライズ化。 地味に爆走兄弟レッツ&ゴー!!の主人公である星馬豪の初代愛車でもある。 シャーシはVSシャーシを採用しているが、このマシンは最初に出たオリジナルがゼロシャーシ採用、 2000年代前半にVSシャーシでリメイクされ、数年前に発売されたオレンジバージョンもVSを採用している為 VSシャーシ採用は(他の機種に比べれば)順当であったりする。 今回からクリヤーカラーが廃止され、全てソリッドカラーに変更。 ブルー、ピンク、ブラック、ホワイトの4色展開で、 ブルーとピンクには白のVSシャーシと青のAパーツ、 ブラックとホワイトには青のVSシャーシと灰色のAパーツが付属。 稼動は2015年8月下旬。 第16弾:レイスティンガー ナイトシーカー レッツ&ゴー無印時代のラスボス機が、遂にプライズ限定となって登場。 何で人気投票10台中9位だったのに他のマシン押しのけてコイツが…? カラーはまたもクリヤーカラー無しでレッド、ブラック、バイオレット、ホワイトの4色展開で バイオレットとホワイトには赤の、レッドとブラックには黄色のスーパー1シャーシが付属する。 なおステッカーはプレミアム版を踏襲。 余り知られていな事とだが、実はこの黄色のスーパー1シャーシは 海外限定で販売されたアスチュートパールスペシャルにのみ付属していた物で 日本国内での販売は無く、特に日本ではかなり希少度の高い逸品であった。 その為スーパー1を愛用するユーザーにとっては特に待望のマシンだったと言えよう。 稼動は2015年10月下旬。 第17弾 リバティーエンペラー NOVE 風のレーサー侠の主人公マシンであり、スーパー1シャーシ初採用かつ 93年と94年のジャパンカップを2年連続で制覇した名車が復活。 当然(?)の事ながらオリジナルを踏襲してスーパー1シャーシを採用。 オリジナルとは異なり、サイドガードをより強度の高いVセイバー型にして強度を底上げし、 ホイールもスーパー初期のS1機種特有の3本スポークホイールではなく より強度の高い5本スポーク仕様の、しかもメッキ版を採用するなど、全体的に強度を見直している。 ボディカラーはオレンジ、ブルー、レッド、クリアブラックの4色。 シャーシはオレンジとブルーがホワイト、レッドとスモークがオレンジで 前者には灰色のAパーツが、後者には赤のAパーツが付属。 稼動は2015年11月下旬。 ア、Novenberだから「Nove」か・・・ 第18弾 シューティングスター DRAGON TAIL ダッシュ!四駆朗のメインメンバーの1人・南進駆郎の愛車であり、 実は元となったデザインはあのシャーマンキングの武井宏之氏が行った事でも有名な シューティングスターがここに来てようやくのプライズ入り。 現在、シューティングスターはMSシャーシ用にリデザインされたものしか出回っておらず、 元となったタイプ3用の細身のボディは結構な需要があったが 此処に来ての漸くの再録に、四駆郎世代のレーサーたちは素直に喜んだ。 しかし、当初写真がタイプ3を使用し、更に珍しい(というか初?)の白と水色だった事から 多くのレーサーが歓喜したが、実はS1に変更されるという事実が判明した時は、多くのレーサーたちが落胆した。 せめて海外限定で国内未発売のダークブルーを採用していれば、という声も。 カラーはブルー、レッド、ブラック、ホワイトの4色展開。 稼働は12月下旬。 第19弾 バーニングサン ヘリオス ダッシュ1号皇帝、ダッシュ3号流星と来て、ダッシュ2号である太陽がラインナップ入り。 メタル調ステッカーは緑の迷彩色。 特筆すべきは白・赤のボディに付属するシャーシとタイヤ。 なんとこの2色についてくるタイヤは、海外限定のシャドウシャークイタリアスペシャル付属で (恐らく)国内未登場だった深緑色であり、 シャーシに至ってはなんと完全新規となる蛍光緑S1シャーシを採用と、とにかく希少なパーツが目白押し。 シャーシの新規色が登場するのはハリケーンソニック以来の事であり、 しかもS1は現在でもフラットではトップクラスの人気を誇る名シャーシであることから、大いに話題を呼んだ。 惜しむらくはAパーツが白色で、蛍光緑一色で揃える事が不可能な点か。 黒・銀には黒色のS1シャーシが付属するが、こちらのAパーツはオレンジ。 何気にこちらにも恐らく初登場であろう、黒色のVセイバー型サイドガードが付いてくる。 稼働は2016年3月下旬。 第20弾 ビークスパイダー VIENTO ブロッケンG、レイスティンガーに続きビークスパイダーもラインナップ入り。 赤・白・青・黄の4色ボディに虹色ステッカー仕様。 シャーシ・Aパーツは前後2者ずつで白・赤、タイヤは赤メッキ。 商品名の「VIENTO」はスペイン語で風を意味するが、蜘蛛→雲→風って発想がどうにも安直… まぁ単に「21st~」と名付けられるよりは 一応少しだけでも捻った名前が付けられてる分マシか。 余談だが、情報そのものはかなり早く(バーニングサンの実物写真が出回る前)から流れていたが、 バーニングサン共々いつの間にか情報が全て無かった事にされ、 本当に出るのか、そもそもプライズ自体打ち切りになったのかと心配する声が多々上がっており、 実際に公式から発売アナウンスが流れた時に安堵したレーサーが結構居たとか居ないとか。 稼働は2016年4月中旬。 第21弾 スーパーアバンテ LEGEND STYLE NEXT 鍍金アバンテ第2弾にしてスーパーアバンテ第3弾。 何故このシリーズはスーパーアバンテ大好きなのか…… ボディは当然前回とは異なり、 爽やかな青メッキとシックな黒メッキの2種類。 そしてシャーシは安定の黒VSに黒ホイール。 余談だが、ステッカーは前回がゴールドだったのに対して今回はシルバーではあるが、 ファイヤーパターン部分以外のデザインは前回の物をそのまま流用している。 マシンチョイスから何から流石に手抜きが過ぎるだろ… 稼働は2016年7月下旬。 第22弾 ディオスパーダ コルテッロ レッツ&ゴーの3大ライバルの内、 ダーティーな活躍とグリスが固まっている事で未だに高い人気を誇る ディオスパーダが遂に(というかようやく)ラインナップ入り。 4色ボディはクリアレッド・クリアオレンジ・スモーク・ホワイトで、 リバティーエンペラー以来実に半年振り以上にクリアカラーボディが登場。 スモークに通常品のステッカーを貼り付けて、ロッソストラーダの2軍マシンと言い張るのも面白いかもしれない。 そして肝心のシャーシはクリアレッド・クリアオレンジには白のスーパーTZが再録されたが、 スモークとホワイトには初登場となる蛍光グリーンのスーパーTZが付属する。 プライズ限定マシンに新規色のシャーシが付属するのはハリケーンソニックやバーニングサンという前例があったが、 ブーム後もちょくちょく限定カラーが作られていたS1とは異なり スーパーTZの新規色は激レアと言われるりんごじゃむTZ以来およそ10年ぶり。 そのため、数少ないスーパーTZユーザーが狂喜乱舞した。 また、ホイールは全色共通でシルバーメッキのものが付属するが、 タイヤはスモーク・ホワイトには通常の黒色が、クリアーレッド・クリアーオレンジにはこれまた珍しいオレンジが付属する。 オレンジタイヤは大径は(限定ながら)そこそこ入手ルートは多いが小径は中々難しく、 これだけを目当てに入手を狙うのも手かもしれない。 稼働は2016年8月下旬。 第??弾 ブロッケンギガント21stcenturyEdition2 要望の高い、クリアーボディを3種と、初のメタリックブルーをアソート。 多くのレーサーに愛用される、スーパーFMシャーシ搭載!! 稼働は2016年11月下旬。 第??弾 サイクロンマグナム21stcenturyEdition2 要望の高い、クリアーボディを3種と、パールをアソート。 直進性能に重点を置いた、スーパーTZXシャーシ搭載!! 稼働は2016年12月下旬。 第??弾 ベルクカイザー・フェンリル 要望の高いクリアーボディを2種(クリヤーイエロー・クリアーレッド)アソート。 スーパー1シャーシ搭載!! 稼働は2017年7月下旬。 …とまぁ、此処まで宣伝を疑われかねない程に持ち上げて来たこのプライズだが、 それなりに問題を抱えていたりもする。 第一の問題として、稼働している店が余りにも少なすぎる、と言う事が挙げられる。 どのくらい少ないかと言うと、日本の首都であり1000万都市と言われる東京都ですら20店舗も無く、 僻地では1県1店舗は当たり前、高知などはそもそも稼働すらしていなかったりする程。 その上、稼働から暫くたってようやく入荷するような所もある為、油断すらできない。 また、某ゲーセンの店員曰く「稼働したての頃にマニアの人がこぞって取りに来る」そうで、 稼働してからしばらくは設定がかなりシビアになっている所が多く、 ゲーセンに慣れていないと1台取るのに2000円以上も使ってしまう、などはザラにある。 その為、設定が緩くなった頃合いを見計らって参戦すると 既に人気カラーが取りつくされてしまっており…という事態もままある。 最近のゲーセンは、実力・運によっては1コイン2コインで取れるような台を嫌い、 ある程度金額を費やしたりしないとまず取れないようなシビアな台を投入しているのが殆ど。 安易に挑戦する前に、ある程度クレーンゲームのイロハを学んでからでないと 気が付いたら高額パーツが一杯買えただけの金額が消えていた…という事にもなりかねない。 が、ぶっちゃけるとミニ四駆の箱は、フィギュアなどと比べると軽くてメチャクチャ動くので 適切な攻略法を用いれば数回で取れるようになっている所も多い。 アームが多少弱くても箱自体が簡単に持ちあがるので、 要は初めの数プレイでどれだけ見極められるか、が大事になってくる。 自信が無かったら店員さんにアドバイスを求めたりして、気楽に頑張ろう。 追記・修正は慣れないクレーンゲームを愛車の為に躍起になってチャレンジしまくっていたら 同情した店員さんから超激甘設定にして貰った方にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ブロッケンGって候補では唯一のFMシャーシだしな 新太陽やガンブラスターがあったら票がばらけてたかもな -- 名無しさん (2014-09-26 11 34 03) 中津市のSワールドで見かけたが釣るタイプの台だった。取れるかいな! -- 名無しさん (2015-02-07 14 40 47) やっべ! ブロッケンG取りに行かなきゃ!! -- 名無しさん (2015-03-16 01 34 34) ↑あと1カ月待とうぜ、まだウイニングバードすら稼働してねえぞ -- 名無しさん (2015-03-17 19 41 13) 1000円でウイニングバード2箱ゲットしたぜ。でも 組み立てるか悩んでる -- 名無しさん (2015-03-29 01 54 04) ウイニングバード、入荷数どこもめっちゃ少ないのは気のせいか…?どこもかしこも普段の数分の一しか入れてない -- 名無しさん (2015-03-29 17 03 42) ゲーセンでまったく見かけないところ、近くの模型屋が少しだけだが普通に売ってくれてた。 -- 名無しさん (2015-04-12 18 09 50) ブーメラン天… -- 名無しさん (2016-08-17 18 25 25) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mini4wd_lab/pages/372.html
参加メンバー こむお TOMMY(記) かつまる(8/26参加) オープンクラス ルール 一次予選- 二次予選- ヒート決勝- 決勝 第1ヒート~第5ヒートまであり、各ヒートの1位が決勝進出。 第4~5ヒートは時間が余っていたためヒート準々決勝をはさむカタチに。 参加者は60名程度。 コース ポイントはDB⇒芝⇒DBのみ。最近の新橋はこういうのが多い気がする。 2個目のDBは後ろがハーフストレート。 スピードは出せるけど、DBでのマシン制御がキーとなるコース。 結果 名前 結果 こむお ヒート準決勝×1 TOMMY ヒート決勝×1 かつまる ヒート決勝×1 TOMMYの感想 新橋・公式兼用のS2マシンを投入しようと思ったら、リアスラダンのプレートが曲がってたので、最初はVSで挑戦することに。 ■練習 新橋用ではないVSマシンは若干不安定。 1回目の練習は、2連DBでコースアウト。 2回目の練習は、ギリギリのところでコースアウトせず、ぶっちぎりTOP。 何とも安心できない走りでした(笑) ■第1ヒート 不安なままレースに臨んだら、案の定3周目くらいでコースアウト。 ■第2ヒート S2マシンに変えたいと思っても、レースの進行が早いもんで、あっという間に第2ヒート。 再度VSで臨むも、コースアウト。何周目で飛んだか覚えてません(笑) ■第3ヒート 地下で買ってきたスラダンを付け替えて、S2マシンがギリギリレースに間に合った! ここからが本番!(前2レースがもったいない…) 1次予選 :安定した走りでタスキゲット! 2次予選 :いい速度でTOPを快走!2次予選突破! ヒート決勝:サシの対決になったものの、2周目でコースアウトorz。折角のチャンスが… ■第4ヒート 気を取り直して挑んだものの、3周目でコースアウト…! 電圧をコントロールしたものの、それだけではアカンようで。 ■第5ヒート もう一度電圧を調整し、1次予選に。 1次予選: 対戦相手も速い人だったので、どーかなと思っていたんやけど、何とか自分のマシンが先行し、 タスキゲット! 2次予選: こむおもタスキゲットしていたので、ヒート決勝で対戦しようと言っていたにも関わらす、 3周目でコースアウト…!まじか!!! ■総括 最初にマシンがちゃんと準備できてなかったのが反省点。 最近ジャパンカップのことばかり考えていたので、新橋の準備ができてないというのは言い訳にしかならないですね。 どんな時でもちゃんと準備できている人がやっぱり勝てる人やし、コースレイアウトから最適セッティングを考えるということが必要! 今回はセッティングが十分に考えられませんでしたorz この新橋を皮切りに、来週のJC仙台、再来週のJC品川と毎週ミニ四駆が続きます。 ちゃんと家族ケアもしなければ、後々何を言われるか…。 結果も残せるよう、頑張ります! かつまるの感想 おひとり様で8/26に参加。8/25レポに相乗りしますw AR限定に参加せずにオープンにARシャーシで参加w いみふですな。 結果は第3ヒートのみヒート決勝に進み、惜敗。 ただその決勝前にマシントラブルに見舞われ、えらく時間を要してしまいました。 申し訳ないのと恥ずかしいので非常にくたびれました。 体力の7割くらいここで消費orz コンセプトもうまくいったような、いかなかったような。 次はもう少しスッキリ頑張りたいものです。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/5264.html
登録日:2010/06/27 Sun 11 42 39 更新日:2024/09/22 Sun 15 37 12NEW! 所要時間:約 18 分で読めます ▽タグ一覧 E-300 エンジン タミヤ ビック プラモデル ミニ四駆 モーター 模型 爆勝 童友社 超高回転モーター 高性能 ここではミニ四駆専用のモーターについて解説する。 一般的なモーターについては個別項目参照。 ●目次 概要 現行の公式モーターノーマルモーター トルクチューン2モーター レブチューン2モーター アトミックチューン2モーター ライトダッシュモーター ハイパーダッシュ3モーター パワーダッシュモーター スプリントダッシュモーター ハイパーダッシュPROモーター マッハダッシュPROモーター 廃盤だが、所持していれば公式大会でも使用できるモーターハイパーダッシュ2モーター ハイパーミニモーター レブチューンモーター トルクチューンモーター アトミックチューンモーター タミヤ製だが、公式大会では使用できないモーターハイパーダッシュモーター マッハダッシュモーター ジェットダッシュモーター ウルトラダッシュモーター プラズマダッシュモーター タッチダッシュモーター ZENチューンモーター ターボダッシュモーター 以下タミヤ非公認 ピニオン紫ピニオン カーボンピニオン 真鍮ピニオン 白ピニオン オレンジピニオン 番外編 モーターをサポートするパーツアルミモーターサポート モータークーリングシールド 放熱フィンセット ダンガンレーサー モーターヒートシンク 概要 ミニ四駆に欠かせないパーツであり、これを交換するだけで走りがガラリと変わる。 実際の自動車で言えばエンジンにあたる部品であり、まさにミニ四駆の心臓部と言える存在である。 また手入れが大事なパーツのひとつでもあり、 モーターごとに特性がかなり異なるので、たくさんの種類のモーターを使えるようになろうと思うと やはりそれなりに勉強や経験が必要となる、非常に奥深いパーツ。 一部の実力者には特定のモーターだけを使って大会上位に食い込む猛者がいるが、 基本的に使えるモーターの選択肢は多ければ多いほうが良いので、しっかり知識を身につけよう。 なお、名前に「PRO」と付いているものとそうでないものとがあるが、 これは「PRO」と名のついたものは両軸、即ちモーターの軸が左右両方から伸びているものであり、 原則的にMSシャーシ並びにMAシャーシにしか用いる事ができない。 つまり上記二つのシャーシ専用モーターであり、 その他のシャーシを使う場合は「PRO」と書かれていないものを使う必要がある。 落ち着いて見れば一目瞭然なので、購入時には慌てて自分が使わない方を買わないように注意しよう。 パワーのあるモーターに超速ギアを使う人が多いが、 速さを求めた結果デチューンになりコースアウトしまくりのマシンになってしまう事がたまにある。 どこぞの博士に「ダウンフォースが足りない!!」と怒られる前に自分好みのモーターとそれに合ったチューンをした方が良い。 ミニ四駆がブーム中はタミヤ社から多くの派生モーターが作られていた。 中にはタミヤ非公認のモーターも多く作られており、非公認のモーターは何故かカッコいい名前がいつも付けられていた。 また多くの非公認モーターはミニ四駆の耐久性を無視した作りになっており、 場合によってはミニ四駆本体の故障の原因や、クラッシュして愛車がバラバラに大破する事態にも繋がる事もあるので注意。使用する場合は自己責任でお願いしたい。 タミヤ主催の大会ではこのような非公認モーターを使うとペナルティをくらい失格になる事もある。 また大会によっては派生モーターが使えず、使えるモーターはノーマルモーター固定の時もある。 まれに同じ種類でも速度が違い、かなり速いモーターがある。 そのようなモーターは当たりモーターと呼ばれており、 ミニ四駆レーサーは一つの当たりモーターを当てるのに50個ぐらい購入することがあるらしい。 それでも当たらないことがあるらしいが…… ちなみに2012年世界チャンピオン曰く 「僕の感覚ではモーターの当たり外れはそんなに無い。どれも回しきれば一定の回転数には達する」らしい。 現行の公式モーター ノーマルモーター スーパーミニ四駆以前のミニ四駆に最初から入っているマブチFA-130型モーター。エンドベルの色は白だが、 第二次ブームやダンガンレーサーの頃は青色のエンドベルも存在した。 名前通り最低限のスペックで、スピード・パワー共にとても実戦で使えるような性能ではないので、早めに下のチューン系に積み替えたいところ。 しかし、その遅さを利用してギヤやシャーシの慣らしに用いたり、分解してピンやらお宝ワッシャーなどの有用パーツを取ったりと 実は幾つあっても困らない優良モーターだったりする。パーツ取りなら他のモーターでも一緒の事だけど。 ちなみにタミヤのAOパーツにもなっており、タミヤ公式のオンラインショップや、扱うお店とかで入手出来る事も。 非公認では、使用モーターをこれに限定して行うレースなんかもあったりする。 トルクチューン2モーター 古くから定番だった○○チューン系モーターの現行機種の一つ。パワー重視の性能をしている。 先代トルクチューンから世代交代した後継モーターとして2015年に登場。 先代から大幅な性能アップを遂げており、慣らし方によっては無負荷で23000回転に達する事もあり、 コースによってはライトダッシュをも凌ぐほどの凶悪モーターと化した。 どれくらい優秀かと言うと、発売直後の2015ジャパンカップの各地区大会で ジュニアクラス・オープンクラス共に相次いでこのモーターでの優勝者・入賞者が続出したほど。 両軸のPRO用も存在し、こちらも前作同様にかなりの優良モーターとして名を馳せている。 現代ミニ四駆初心者から上級者まで幅広く使える、オールマイティなモーターと言える。 レブチューン2モーター 同じくチューン系のモーターで、こちらは最高速度重視。 先代は散々な立場だった(詳しくは後述)レブチューンの後継モーターで、世代交代に伴いエンドベルの色が紫から青に変更された。 回転数・トルク共にかなり改善されたが、このモーターの本領が発揮できるコースは ほぼイコールでダッシュ系が猛威を振るうコースという事になるため、やっぱり影が薄い… が、加速がつきすぎると下りが飛ぶような形でコースアウトしかねないアイガースロープやナイアガラなどでは、程よく減速して楽に突破できるので一個くらいはモーターボックスに仕込んでおいた方がいいかもしれない。 そこ、コースチェッカーとかいわない とは言え前作よりは大分マシになったため、チューン縛りでの高速レイアウトでは登板が見込めるかもしれない。 こちらも両軸のPRO版がある。 アトミックチューン2モーター パワーと最高速度のバランス型のチューン系モーター。 かつてチューン系のいいとこ取りと評されたアトミックチューンもリニューアル。 PRO同様の黒いエンドベルに変更された。 先代に負けず劣らずの万能さを誇り、トルク2とは一長一短の存在と言える。 こちらもジャパンカップ2015で多数の優勝・入賞者が使用し、その高性能っぷりを遺憾なく発揮している。 こちらも両軸のPROがry ライトダッシュモーター 二次ブームの人は知らないモーターその1。現在公式戦公認モーターである。 性能はハイパーダッシュ3とアトミック2の中間。 つまりノーマルを一回り強化した上位型というべきで、ダッシュ系モーターとしては控えめな性能。 逆に言えばじゃじゃ馬と化しやすいダッシュ系では1番扱いやすく、状況を選ばず適応できる優等生でもある。 現在ではトルク2・アトミ2とほぼ三すくみな状態であり、有力な選択肢の一つと言える。 …が、俗に言う『ハズレ』が非常に多い為、それを嫌って手を出さないユーザーも多い。 両軸のPRO版も存在し、こちらは比較的品質が安定していると言われ、よく使われる傾向にある。 というかデビューは両軸版のほうが先であり、片軸の方が後発だったりする。 ハイパーダッシュPROかトルクチューンPROかの2択だったMSシャーシに幅広い選択肢を授けた良モーター。 ハイパーダッシュ3モーター チューン系の上位(≠後継)的な存在であるダッシュ系モーターの1つ。 速度がいきなり上がるのでコースアウトや電池の消耗にはくれぐれもご用心。 これはバランス型でアトミックチューンの上位型という位置付け。 先代のハイパーダッシュ2は名モーターとして親しまれ、これが生産終了する訃報の流れる少し前にデビューしたモーター。 先行販売した大規模公認で早速このモーターを搭載し、優勝ないし入賞したレーサーが続出したほど。 ハイパーダッシュ2の後継者には十分すぎる高性能。伊達にダッシュの名は冠していない。 先代と比べると慣らしづらい、消費電力が多いなどの欠点を抱えているが、 反面寿命が延びたので突然死に怯えなくても済むようになったり、 上手く慣らせばハイパーダッシュ2を超えるほどの性能を発揮できるようになる。 パワーダッシュモーター 二次ブームの人は知らないモーターその2。現在公式戦公認モーターである。 トルクチューンの上位型であり、テクニカルなコースでは無類の強さを誇る。 ただし消費電力の高さ故普通のアルカリ電池ではパワーが足りず(アルカリ電池は残量が減る程電力もガクッと下がる為)、公式からも充電式かつ、アルカリ電池より電力が安定しやすいニカドやニッケル水素電池が推奨されているほど。 当初パワーチャンプGT(タミヤ公式のアルカリ電池)が支給されていた公式レースでは このモーターを使うと支給された電池の方がすぐに力尽きてしまうというあんまりな理由から採用率は低かったが、 2016年に新型電池のパワーチャンプRSが登場。当然支給品もそちらに変わったことで ようやくこのモーターも本来の性能を遺憾なく発揮できるようになり、 公式大会での使用者も激増、片軸のオーソドックスなモーターの一つとして定着した。 スプリントダッシュモーター 二次ブームの人は知らないモーターその3。現在公式戦公認モーターである。 レブチューンの上位型であり、レギュレーション内でひたすらトップスピードを狙うならこれ一択。 迂闊に手を出すとマグナムトルネード連発するほどの高パワーモーターなので、 ちゃんとチューン系で自分の技術を鍛えてから手を出そう。 パワーダッシュ同様アルカリ電池は不向きなモーターだが、こちらもパワーチャンプRSの登場で以前よりは公式大会で使いやすくなった… が、消費電力がパワーダッシュより更に高く、依然としてシビアな調整が要求されること、 トルクがかなり低い事などから、一気にシェアを広げたパワーダッシュとは異なり そこまで存在感を示せていないモーターでもある。悪い性能ではないのだが… ハイパーダッシュPROモーター ハイパーダッシュの両軸版であり、片軸におけるパワーダッシュに相当する。 元となったハイパーダッシュは禁止だが、こちらは公式でも問題なく使用可能。 両軸中最強のトルクを誇り、当然ながらユーザーからの支持も絶大。 当然ながらこのモーターを積んだマシンをコースアウトさせずにコース内に留めるのは難しく、 かと言ってブレーキを過剰に搭載すると却って遅くなり、 ノンブレーキのトルクチューン2に速度負けしかねない、扱いの難しいモーター。 しかし自在に扱えるようになればこれほど心強い存在も無いため、 両軸シャーシで高みに上るための最大の試練の一つと言える。 2018年現在の公式大会ではMSシャーシが猛威を振るっており、 当然ながらこのモーターの使用率も非常に高い。 マッハダッシュPROモーター かつての名作モーターだったマッハダッシュの両軸版。こちらは片軸のスプリントダッシュに相当。 そしてこちらも公式大会で問題なく使用できるが、ハイパーPRO同様に扱いが難しい。 ハイパーダッシュ以上にスピードが乗るため、生半可なセッティングでは レーンチェンジをまともにクリアする事もできずにコース外に散ってしまう事請け合い。 しかし超高速レイアウトではこのモーターを使えなければ話にならない事も多く、 ハイパーPRO同様に両軸ユーザーの心強い味方にして、高い壁でもある。 ハイパーPRO同様、MSシャーシの大躍進に伴い一気に台頭して来たモーターであるが、 回転数は高いがトルクがかなり低く、ハイパーPROよりも一層扱いが難しい。 このモーターの性能を十二分に発揮することができれば、晴れて中級者の仲間入りとも言える。 廃盤だが、所持していれば公式大会でも使用できるモーター ハイパーダッシュ2モーター ハイパーダッシュ3の前身であり、ハイパーダッシュの後継。 寿命がかなり短く、突然死しやすいという欠点を抱えていたが、 慣らしやすく速度も出しやすいことから非常に高い人気を誇っていた。 しかし、2014年にハイパーダッシュ3と取って代わる形となり絶版となる。 現在でもレギュレーション上は使用できるが、プレミア化が進行している状態。 ハイパーミニモーター グレードうpパーツの第1弾であり、この項目に記載されている全てのモーターの始祖のような存在。 カタログスペックの数値はトルクチューンに似ているが、その実態はアトミックが出るまではまさかのチューン系最強であった。つまり今は無き名モーターの一つ。 田宮は何故廃盤に限って名モーターが多いのか…。 ちなみに何度かこっそり再販されてたりするのだが、流石に今現在はこのモーターをわざわざ選ぶ理由はあまり無い… レブチューンモーター 『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』の主人公、星馬豪が愛用していたモーターであり、 かつてのブーム世代には絶大な知名度を誇るモーターその1。 なお、このレブチューンとトルクチューンは元々ミニ四駆ではなくミニF1のためのパーツとして発売され、そこからミニ四駆用に転用された経緯を持つ。 パワーではトルクチューンに劣る代わりに最高速度で勝る…とはいうものの、実際は本領を発揮するにはかなりの長さのストレートが必要で、大会にそこまでのロングストレートは滅多になかったこと、 トルクが致命的に低すぎた事、そしてチューン系で何故か最大の消費電流を誇っていた事から かなりのネタモーターとして認知され、ぶっちゃけ不人気であった。 アニメの豪もトルク不足を認識していたのか5 1ギアと組み合わせていた 2015年に絶版となったが、ぶっちゃけそれでも定価以下での入手も全然難しくないという… その余りのショボさから、「このモーターを使って公式大会で優勝すれば神となれる」とまで言われていたが、 2015年のステーションチャンピオン決定戦(全国のミニ四駆ステーションの代表が一堂に集って雌雄を決する大会)で オープンクラスのチャンピオンマシンが搭載していたのがまさかのこのモーターだった。 (ちなみにジュニアクラスは優勝はなんとノーマルモーターで、 このレブチューン搭載マシンに至ってはギヤ比を最も遅い5 1まで下げていた。 つまりコースレイアウトが鬼畜過ぎて、過剰なデチューンを施さなければ完走すら覚束ないコースだった)。 両軸のPRO版も存在するが、両軸は片軸よりもトルクの高いモーターが選ばれる傾向にあるため 片軸以上に使いようがないという…何故作った? トルクチューンモーター レッツ&ゴーのもう一人の主人公・星馬烈愛用のオーソドックスなモーター。 アトミックチューンが出るまでは、ハイパーミニが入手困難&レブチューンがあまりに不甲斐ないため結構使われていた…のだが、 やはりこれもアトミックチューンの台頭でいらない子扱いが定着してしまった。 両軸のPRO版が出たが、これは慣らせば23000回転くらいまで回る事と、 そもそも前述の通り両軸はトルクの高いモーターが望ましいとされているため、 こちらはかなりの支持率を誇ったが、残念ながら絶版。 とは言え後継のトルクチューン2がかなりの高性能のため、あまり気にする必要も無いが。 アトミックチューンモーター 二次ブーム中盤頃に登場した第三のチューンモーター。 レブとトルクの中間的性能を誇る…と書かれていたが、 実際は完全ないいとこ取りモーターであり、当時のレースシーンをガラリと変えてしまった。 そしてダッシュ系が解禁されるまでは実質これ一択といえる有様であり、 ダッシュ系解禁以降も常に存在感を保ち続けていた名モーター。 2の発売が決定された途端、性能の劣化を危惧したユーザーたちが買占めに走ったが 実際は2も悪くない良モーターだったため、今入手困難なこれを探す意味はあまり無い。 しかし、長年ミニ四駆を支え続けたその性能は本物であり、 2登場後の2015ジャパンカップでも2と共に大活躍を見せていた。 黒いエンドベルの両軸用も存在するが、こちらはかなり性能が抑えられてしまい、 完全にトルクPROの影に隠れる形となってしまっていた。 タミヤ製だが、公式大会では使用できないモーター ハイパーダッシュモーター 廃盤。現在と違い全体的に真っ黒ぼでぃ。 ハイパーミニに比肩する古株のモーターだが、登場当時から公式で使えなかった上、上位互換のマッハダッシュが産まれてしまったため 解禁レースでもあまり活躍できなかった悲劇の子。 登場が20年早かったと言われており、仮に現在発売されたならば スペック的にも公式で使用が許可され、かなりの大活躍をしていただろうと言われている。 とは言え、サンダーショットブラックスペシャルをイメージした 赤いエンドベルに黒いカップのその姿はかなり精悍であり、 コレクション用としては非常に高い人気を誇る。 現在は後継のハイパーダッシュ2、3、そしてハイパーダッシュPROが公式で使用でき、 頻繁に表彰台を賑わせている。 マッハダッシュモーター 今は無き名モーターの一つ。 レブチューンの系列だが現行のスプリントよりも速く、そして燃費も良かった。 しかし、そんな高性能なのに中のブラシは寿命の短い銅製。突然死を招く要因となった。 一時期公式大会で使用する事ができたが、現在は再び使用禁止に。 前述の通り、両軸のPRO版が存在し、こちらは公式でも使用可能。 ジェットダッシュモーター パワーダッシュを超えるトルクチューン系の最上位型だったモーター。でも廃盤。 なかなかに使いやすくはあったのだが、早々に廃盤になったのは制作工場が他と違う為と言われている。 ウルトラダッシュモーター ダッシュ系の最上位型に位置する超高性能モーター。現行品なので今でも普通に買える。 元々はレブチューンやスプリント(マッハ)ダッシュの最上位型だったが、現在は相方のジェットダッシュが無くなった為に実質バランス型扱い。 あまりにも速すぎるので公式レースでは基本的に使えない。まさに公式チート。 他のダッシュ系ですら持て余すといわれるので、これを下手に積んだマシンがどうなるかはお察し。 しかし公式チートとは言ったが実はこれでもナンバー2で更に上がいた。…数年前までは。 そのナンバー1が一線を退いたことでこちらも繰り上げとなり、今では名実ともに唯一の公式チートとして君臨することになった。 実はラジ四駆ではプラズマより使いやすいと評され、ガチモーターの一角であった。 チューン系モーターのリニューアルによって唯一のマブチモーターになってしまった。 プラズマダッシュモーター ウルトラダッシュをかつてナンバー2たらしめた、正真正銘公式モーターの頂点に君臨していた存在。ブラックモーターとも。 徹底的な速度強化と排熱効率に特化し、一瞬ミニ四駆用とは見えない独特の形状を持つ。公式チートどころか公式が最大手状態。 おそらく田宮は今後これ以上のモーターは作らないし、その必要もない。それほどの性能を誇る最強のモーター。 そんな怪物モーターだったが、実は2021年頃にひっそりと生産終了していたことが判明。 公式最強の座もウルトラダッシュに譲ることになった。どの道公式レースでは使えないけど。 ウルトラダッシュ以下でも上記のじゃじゃ馬ぶりである以上、このモーターの危険性はもはや説明するまでもない。 かっ飛んだ先でも暴れて色々と破壊しかねないので、特に人のコースを借りる時などは慎重に取り扱おう。 ちなみにブラシを自力で交換できる構造になっており、AOパーツとしてブラシ単品の販売もされている。 それを交換する事で結果的にかなりの寿命を維持できるモーターでもある。 ワークマシンにも是非どうぞ。 今となってはプレミア化も相応に進んでいるため、今持っている人はいずれにせよ大切に使いたい。 タッチダッシュモーター ミニ四駆本体に電源を入れても、そのままでは動かないが 本体に衝撃を与えると動き出し、また衝撃を与えられると止まる、という世にも珍しいモーター。 コースを買って貰えない子供に少し人気があった他、 リレー形式ルールを作りやすい為、創意工夫に自信のあるレーサーたちに根強い人気を誇る。残念ながら絶版。 ZENチューンモーター かつて限定販売されていたモーター。元々はトルクチューンらと同様にミニF用パーツであった。 現在となっては結構な希少品で、オークション等でも高値で取引されている。 慣らせば片軸マッハダッシュをしのぐ性能という噂も。 ターボダッシュモーター 公式で発売されたモーターの中で、間違いなく最も入手困難である幻のモーター。 カタログスペックこそZENチューンと同じだが、 ZENチューンが慣らしやすい銅ブラシだったのに対し、こちらは長寿命だが慣らしづらいカーボンブラシ。 当時はモーターの慣らしのノウハウを突き詰めている人間も殆どおらず、 またインターネットが全く普及して居なかったことで情報の共有も成されて居なかったことから、 既に登場していたZENチューンの下位互換とみなされて非常に不人気であり、 一年半ほどしか販売されなかったという悲劇のモーター。 そのような経緯を辿った上、当時は二次ブーム直前で人口もめっきり減っていた事から 生産自体がほとんど成されず、現存数は非常に少ないと言われている。 中古ですらめったに見かけず、未開封品に至っては拝むことすら難しい。 以下タミヤ非公認 要するにタミヤ以外から発売された、ミニ四駆と互換性を持つFA-130規格のモーター群。当然ながら公式レースでの使用は認められていない。各社の独自のミニ四駆系玩具(通称パチ四駆)専用として発売されていたものもあった。 とにかくやたら高性能が謳われているものが多く、前述のプラズマダッシュすらも上回るスペックのモーターも珍しくない。 しかしながら前述したようにプラズマダッシュとは「恐らくタミヤはこれ以上のものは出さないし、出す必要もない」モーター。これを上回るスペックが与えられているということは、要するにミニ四駆に実際に搭載して走行させた場合の安全性が軽視もしくは度外視されていることを意味し、中には走行可能な秒数が限定されているものすら見られた。 ぶっとびモーター キャッチフレーズは「究極の超ハイトルク」。パワーが強すぎで高確率でコースアウトするので文字通り「ぶっとび」である。 ちなみに発売元はお城のプラモデルでお馴染みの童友社。 覇王 回転数はなんと約10万回転(レブが約2万回転)恐るべき回転数を誇るが、それほど速い印象はない。 値段も1000円と意外に安い。上記の事もあってか覇王(笑)と呼ばれる事も。 これも童友社製。 ドラゴンモーター ミニ四駆の耐久性を無視したモーターのひとつ。発売元は上と同じ童友ry 電池消耗が激しく長くは使えない。 シャーシが溶けるという報告が多く、中には初回使用でお亡くなりになることも。 ちなみに童友社は他にも「ガッツ」、「チャンプ」とかも作っている。 近年モーターの値上がされており、¥315→378に高騰した。 実はそれに伴い、性能もバージョンアップしている。 クラッシュギアやバクシードでも、この規格のモーターを使用する事が出来、規格外の性能で走らせる事が可能。 ただし、ミニ四駆同様に、故障や、クラッシュして大破する事態にもなり得るのでこちらも自己責任でお願いしたい。 ピニオン モーターのもう一つの重要な要素として、モーターの軸に差し込むピニオンギヤと呼ばれる小さなギヤが存在する。 モーターほどではないが幾つか種類があり、モーターごとに使い分けるのが良いだろう。 紫ピニオン 現在流通しているキットの大半に付属している紫色のピニオンギヤ。 柔らかい材質でできているので、あまり力のない人でも比較的簡単にモーターに差し込めるが、 破損やズレが起きやすいので激しい回転を伴うダッシュ系モーターには不向き。 しかしかなり軽量なため、チューン系モーターにはよく使われる。 加工しやすいのでギヤ以外のいろいろな用途にも使える便利パーツ。 カーボンピニオン AR、FM-A、VZシャーシのみ、このギヤを使用することが強制されるギヤ。 とは言え決して悪いパーツではなく、むしろその頑丈さからユーザーに歓迎されている優良パーツであり ダッシュ系にはとりあえずこれを付けておけばまず間違いはない。 ちなみに単品版とカーボンクラウンギヤとのセット版とがあるが、 主に使われるのは前者であり、後者は制度が非常に悪いと言われてほぼ使われない傾向にある… 更に言えば現在流通している『カーボンピニオン』は後述のオレンジピニオンと同形状であり、 紫ピニオンと同形状のカーボンクラウンも一時期(ARシャーシ登場当時)も存在していたが 今となっては入手が困難なレアパーツである。 真鍮ピニオン その名の通り金属でできたピニオンギヤであり、頑丈さは全ギヤ中随一のものを誇る…が、 金属ゆえの重量や着脱の困難さ故に非常に扱いづらいパーツと言われていた。 それなのに一昔前のPRO用チューンモーターには何故か標準装備されており、外すのがとても面倒だったため 当時のレーサーたちからは猛烈に嫌われてすらいたパーツであった… しかし、2016年頃から 『一度付けたら外すのが非常に困難なほど固い』というネガ要素が 『決してピニオンギヤがモーター軸からズレないから、ダッシュ系を使っても駆動ロスを起こす確率がカーボンピニオンより段違いに低い』 というポジティブな評価に逆転。 特にパワーダッシュなど高パワーのモーターを使うレーサー達の一部から愛されることとなる。 事実、2016年の全国チャンプは勝利の秘訣を尋ねられ 「ピニオンギヤに真鍮ピニオンを採用したことです」と大真面目に語った程である。 それ故、紫・カーボンほどではないが、 以前のように誰も見向きもしないというパーツでは決して無く、 ダッシュ系を気兼ねなくブン回せる上級者好みの玄人パーツとしてまさかの出世を遂げた。 白ピニオン 二次ブーム期までは比較的見かけたギヤ。 白色のピニオンギヤだが紫ピニオンのように洗練された形状ではないため若干重く、 しかも穴がガバガバになりやすいため駆動ロスも大きい。 入手も簡単ではないので、現在使っているユーザーは皆無に等しいし、使う理由も正直特に無い。 使われるとしたらワンウェイホイールぐらいしかないし。 オレンジピニオン ダンガンレーサー用に開発されたギヤ。 激しいぶつかり合いをテーマとするダンガンレーサーの為に設計されただけあって 非常に頑丈だが、その分重たい。 現在は生産されていないが、同形状のカーボンピニオンを使えば困ることは無いと言える。 番外編 モーターをサポートするパーツ 走行中のミニ四駆のモーターの冷却効果を与えたり、振動で外れにくくするパーツ。 冷やすのであればスマホクーラーとかの上に使用して熱を持ったモーターをしばらく置いておけば常温に戻るのだが、走行中ではそうもいかないので、なるべく取り付けられるのであれば付けて少しでも熱を持たないようにするべき。 アルミモーターサポート 片軸モーター用のパーツで、薄いアルミ板をコの字型に曲げた物で、モーターとシャーシの間に挟むことでモーターとターミナルの接点を圧迫し、接触不良を防ぐ。又、アルミ特有の熱伝導率の高さにより放熱効果も狙っている。 ちなみに放熱効果に関しては、両面テープを介さない分、下記の放熱フィンよりはマシか。 主に基本的にゼロシャーシ、スーパー1シャーシに装着する事を想定しているが、 スーパー1の後継であるスーパー2でも使用可能。他のシャーシでも少しの加工で装着出来る場合もある。ただ、モーターとシャーシの間に挟むという構造上、TYPE-1系列(TYPE-1、3、トラッキン)のシャーシには使用出来ない。 モーターの冷却と振動による接触不良を防ぐという効果はあるため、なるべく付けた方が良いパーツだが、現在は、主にギヤのバックラッシュ調整のために使われることが多い。 モータークーリングシールド こちらも元はダンガンレーサー用に発売されたパーツで、下記モーターヒートシンクの後継品。 モーター冷却効果を狙ったパーツである。 使用方法はほぼ同じで、形状もヒートシンクとよく似ているが、こちらはフィン状ディティールがなくなり穴が開けられている。 ヒートシンクがアルミ削りだしだが、こちらはアルミ板のプレス加工で作られており、製造コストは下がっていそうだが、価格はむしろ上がっている。(ダンガン現役時代の価格で比較してもヒートシンク250円、クーリングシールド260円) ミニ四駆にはMSシャーシとスーパー2シャーシで使用可能。 放熱フィンセット 1次ブーム期に登場したモーターにフィン状の部品を貼り付けて表面積を増やし、冷却効果を狙ったパーツ。 TYPE 1〜3のシャーシにはほぼ使用不可。 フィンはモーターの曲面・平面両方に対応していて、穴が開いているので付属のアルミ棒を使ってひとまとめにも出来る。 しかし貼り付けが両面テープなので効果に疑問がある。 正直半分夢パーツだが、見た目がかっこよくなるのでドレスUPには向いている。 こちらは絶版品である。 ダンガンレーサー モーターヒートシンク ダンガンレーサー用に発売されたもので、トンネル型のアルミ製パーツをモーターを包み込むようにはめて使用する。 モーターと接している面が大きく、また表面もフィン状に加工されているため放熱面積が大きく、装着に両面テープなどを使わないためにモーター冷却用のパーツとしては最も優れている。 ミニ四駆にはMSシャーシのみだが、シャーシ側(ギヤケース)を少し加工することで使用可能。 こちらも上記のモータークーリングシールドに代わる形で絶版品となった。 追記、修正は、全てのタミヤ製モーターを持っている、使った事がある人がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 初期ブームの頃、怪しい非公認モーターがわんさか売られていて…速いことは速いが「30秒以上走らせないで下さい 燃えます」とかいうのもあったよ -- 名無しさん (2014-04-26 21 59 10) 燃えますって何だ、燃えますって -- 名無しさん (2014-09-28 14 57 57) ドラゴンャバス -- wwwwww (2014-10-17 19 38 52) なお上で挙がっている非公認モーターはどれも童友社が出してたらしい。他にも比較的有名なところだとアリイ(マイクロエース)、アオシマ、フジミあたりも出してた様子。 -- 名無しさん (2014-10-25 22 08 33) うちの近辺だと『サンダーボルト』とか『狼』とかあった。 あとそうゆう非公認の高出力モーター用のシャーシも売ってた気がする -- 名無しさん (2014-12-04 20 23 41) 第一期の頃、タミヤが公式で紹介してたのはノーマル、ハイパーミニ、ハイパーダッシュの3種類だけだった。で、その内ダッシュだけは公式大会使用禁止だったんだけど、後に特定の種目でのみ使用可能になった。 -- 名無しさん (2014-12-04 20 28 49) ハイパーダッシュは登場が20年早かったのだ… -- 名無しさん (2015-01-26 21 19 13) スプリント以上のモーターで公式優勝した人のみで、プラズマダッシュモーター杯とか公式でやってくれないかなぁ。黒モーターでコースを走るマシンが見てみたい。 -- 名無しさん (2015-08-31 00 27 32) なんで公式レースで使えないの出しているんだ?と疑問だったがちゃんと意味あったんだね -- 名無しさん (2015-09-07 23 08 16) チューン2が出たと聞いたけど、レブチューンはまた駄目なのか…… -- 名無しさん (2015-09-26 15 31 07) プラズマダッシュモーターはミスると全ミニ四駆がマグナムトルネードしてたなぁ、懐かしい。 まさか顔の横をかすめるとは思わなかった(*1) -- 名無しさん (2015-12-20 15 31 44) ↑12別ホビーの漫画だけど、違反改造されたモーターを積んでマシンが炎上したって話があったなぁ… -- 名無しさん (2018-02-17 16 28 19) プラズマは回転数もさることながらお値段もぶっ飛んでた記憶があるなあ。当時小学生だった俺には憧れだったが結局どうにもならなかった -- 名無しさん (2018-06-22 16 34 53) プラレールを修理した時にたまたま売ってたハイパーダッシュ2を積んだら、妙に速いD51が爆誕したよ -- 名無しさん (2018-08-31 23 31 31) 俺はSUPER無限竜で逝く! -- 名無しさん (2018-09-01 00 26 51) 某所でプラズマは消費電力が多過ぎてネオチャンプでも回しきれないから結局ウルトラの方が速いなんて話聞いて衝撃受けてる -- 名無しさん (2019-04-21 00 21 11) 子供の頃はレブチューン最強と思ってた -- 名無しさん (2019-04-21 00 51 50) レブ使いは年中戦いだ。辛くて楽しいぞ。 -- 名無しさん (2019-05-04 03 26 09) コロコロの漫画でよく電池やモーターを違反改造したミニ四駆出てたけど、「子供がそんな違反改造なんて簡単に出来るか?」と思っていたが、あれはこういう非公認パーツ使ってたという意味でいいのか? -- 名無しさん (2019-06-03 23 56 27) 実際にやってたやつがいるかはちょっとわからない(見たことがない)が、小学校高学年てモーターの仕組みとか習うからモーターのツメを外して中身取り出して銅線の巻きを増やしたり磁石を交換してたらしい。ただ、小学生の工作レベルだから戻す時にガタが出たり工具の跡が残ったりでバレバレだったとも聞いた。あとは非公認と見た目(特にケツのプラの色)が似てるのを選んでラベルの貼り替えとか。(レツゴー当時はミニ四知らないおっちゃんが運営に駆り出されてたりしたので…。) 電池はチェック後に入れ替えるぐらいしか聞いたこと無い。いずれにしてもただ早いだけだとコースアウトするし、運営がしっかりしてたら即バレだからやれても地元の草レースレベルじゃない? -- 名無しさん (2019-06-04 10 01 47) 小学生の時に触って以来だけどピニオンギアの重量差ってg程度だと思うけどそんなとこまで気にする世界なのか… -- 名無しさん (2019-07-06 15 04 54) ↑ミニ四駆はもともと1/32スケールだからな。そう考えると1gでも結構くるんよ -- 名無しさん (2019-07-06 17 20 36) 特に駆動系の軽さは重要 -- 名無しさん (2019-07-06 17 52 10) ↑ そこは実車でも一緒だよね。フレームの構造を最適化して最小限の補強で済むようにしたり超高張力鋼板使ったり -- 名無しさん (2019-12-02 01 35 19) ↑確かに。だから軽くて丈夫なカーボンファイバーとかが使われる。軽ければ軽いほどセッティングの幅が広がるからね。 -- 名無しさん (2019-12-02 15 30 54) ミニ四駆の強度を考慮しない強力モーター…キャノンボールのコンデンサー回路かな? -- 名無しさん (2019-12-02 15 59 20) ミニ四駆の強度に耐えられるレベルのプラズマダッシュすら消費電流過剰で実際にレースさせたらウルトラに負けるそうだから、焼けるほどの出力のモーターなぞ電池の方がもたないだろう -- 名無しさん (2019-12-04 21 26 27) ターボダッシュとZENチューン再販してほしいなぁ… -- 名無しさん (2019-12-11 18 00 03) タミヤのハンディドリルに付属のモーターがジェットダッシュとほぼ同性能だから代用できるってホント!?(以前はジェットダッシュそのものが付いてたみたいだけど) -- 名無しさん (2020-02-15 11 24 51) ブラウンピニオンは…?(じじい) -- 名無しさん (2020-11-27 22 49 21) ホビーショー限定の幻、ハイパワーミニモーターがない… -- (2020-12-20 09 54 10) ↑↑代用はできる がタミヤ公式レギュレーションでは使用できないので身内とかで楽しむ分なら……見た目ノマモだからって間違ってもノマモ限定戦に出してはいけないぞ -- 名無しさん (2023-05-02 11 56 05) タミヤのモーターも他社キットのモーターも大本を辿るとマブチモーターになるので、さながらあの会社がアナハイムエレクトロニクスやアマンダラ・カマンダラに見えてくる -- 名無しさん (2024-01-22 17 41 20) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/50929.html
登録日:2022/4/22 (木曜日) 0 29 30 更新日:2024/08/30 Fri 19 06 12NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 FRP GUP ためにならない!! キミだけのオリジナルマシンを作ろう ギア シャーシ タイヤ タミヤ ホイール ミニ四駆 モーター 初心者から上級者まで 工具を使う際は保護具を着用するように 改造 田宮模型 肉抜き ミニ四駆の楽しんでるレーサーにとって、改造とは楽しさを何倍にも上げ、さらにより自分のマシンの速さを上げるためのものである。 しかし、ただ公式から出ているパーツを購入してつけるだけ(俗に言うポン付け)だけでは狙った速さに到達しないことが多々ある。 そこで、この項目では公式ガイドブックでも取り上げることのある改造をいくつか紹介していこうと思う。 注意!!この項目は決して「必勝法」ではなく、紹介するのはあくまでも「アプローチの方法」であり「ごく一例」。 マニュアル通りに真似したからといって、お手軽に常勝マシンが作れるという訳ではない。 大事なのは自分のマシンにどれだけ向き合い、最適なセッティングを常に意識しているかということである。 そして改造をする前には必ずレギュレーションを読んで理解してから行おう。 強度を犠牲にしたり後戻りできない作業も多い為、闇雲に行って時間も手間もパーツも無駄になったという事態だけは避けるように。 あと、できれば保護具を着用して行うこと。最低限マスクと手袋、ゴーグルやエプロンがあればさらに望ましい。 あと念のために言っておくがプロペラとモーターを搭載してダウンフォース発生を図ったり、アクリル板で巨大ローラーを作ったり、アイス棒でシャーシを作ったり、プラズマダッシュにタイヤ直挿しといったレギュレーション違反上等の改造は項目を読んだアニヲタ諸兄の「ためにならない」ので取り扱わないものとする。そんな改造をする輩なんて世界に一人しかいないが 軽量化、肉抜き 改造対象:シャーシ、ボディ、各FRP(*1)補強プレート等 ボディやシャーシ、果ては補強プレートまで。どんなパーツも削ったり大部分をカットしたりして軽くする。 ミニ四駆のパワーは想像以上に低いため、軽くする=その分運動エネルギーに変換しやすくなるということなので昔は必須とまで言われていた。 しかし近年はそれだけでは勝てないのが多い。立体セクションが増え、軽すぎるとそこでコースアウトしたり、コース壁や路面に跳ね返されることがある。 どの重さでどの速度を出すか。適正を探っていくのが今のミニ四駆である。 実はこれ以外にも金属ローラーにボール盤で穴を開けて軽量化をする猛者もいたりする。資金や設備が整っているものは強い。 シャーシ、ボディへの適合化 改造対象:シャーシ、各FRP補強プレート、ホイール、タイヤなど 軽量化とは逆に、それらを目的とはせず、旧シャーシのを現代シャーシと同じように拡張性のあるプレートを取り付けるため、もしくはフルカウルミニ四駆などの面積の多いボディを最新パーツが取り付けやすいようするために行う。 互いに干渉している部分をヤスリやデザインナイフなどで削り、ボディキャッチで無理なく装着できるように加工する。 無理やりにでも付けることはできなくはないが、その場合は大抵シャーシがねじれたままになる等、確実に走行に支障が出る。 それを避けるためにもやっていたほうがいいだろう。 削った部分がかっこ悪いと思ったならば塗装やステッカーなどで装飾してもいい。 タイヤ、ホイール加工 改造対象:タイヤ、ホイール ミニ四駆で唯一常に接地する箇所であるタイヤも、目的によって実に様々である。 幅を狭めて設置面積を減らして旋回性能を上げたり(*2)、大径タイヤをパーツクリーナーに漬けて内部の油脂を抜き、縮めて中径ないし小径タイヤとして使ったり。 ホイールとタイヤが走行中に外れないように両面テープや接着剤で固定するのもスピードロスやパワーロスを軽減させる効果が期待できる。 後は表面を削ってタイヤの径をそろえて走行中のガタを抑えるなどもある。(*3) またホイールもシャフト穴を貫通させて走行中に外れにくくするなど、手を加えていることが多い。シャフトの先端もヤスリで削ってからペンで塗ってホイールに食いつかせるようにするなどもある。 軸受けとして使うベアリングとの接地部分も削ったり、小ワッシャーを挟むなどして徹底的に抵抗を減らし、スピードアップを図る。 ブレークイン 改造対象:モーター、シャーシ、ギア モーターはもちろんシャーシやギアはそのままだと微妙にガタがあったり性能差があったりする。それを無くすためにブレークイン、いわゆる慣らしをする。 手っ取り早いのはキットを買って全部組み立てた状態から電池を入れて空運転をさせるのが一番。全てのパーツを満遍なく慣らすことができる。特にモーターやギアは駆動面で直結するパーツなのでほぼ必須といえるだろう。 しかし、このブレークインはやりようによってはいろいろある。 たとえば、タミヤから販売されている電池ボックスを繋ぐなどして高出力の電圧でブレークインをすることで高回転で回るようになり、より最高速を伸ばすことができたり、低電圧でゆっくり慣らすことでモーターのピークを探りやすくなり、ポテンシャルを最大限に発揮できるなど。 ちなみにこれも専用の電圧が調整できる慣らしツールがあったりする。すさまじい需要である。 ベアリングの脱脂、研磨剤慣らし 改造対象:各種ベアリング、ベアリング搭載のローラー 高価なベアリングには性能維持のために内部にグリスがたっぷりと塗られており、パワーの小さいミニ四駆にとっては大きな抵抗になってしまう。 そこで、オイルを利用してそのグリスを溶かしてしまおうというのがこの改造である。 塗料瓶やジャムの瓶、何でもいいので液漏れの心配がないガラス製の容器にライターオイルを満たし、その中にベアリングを入れ、よく混ぜる。目安としては新品で10~20分くらい。 オイルから取り出した後はよくふき取るように。 するとベアリングが見違えるほど回転するようになる。これでベアリング本来の性能を発揮してくれるだろう。 ベアリングを圧入したローラーからも外して脱脂をしておくとよりよい。 ただし、グリスがなくなったことで今度はさびやすくなる点には注意。こまめにベアリング用のオイルなどを一滴垂らして良く馴染ませるだけでいいので、しっかりメンテナンスしてあげよう。(*4) また、模型用のコンパウンドなどの研磨剤を内部に注入し、回転させて内部を強制的に慣らす方法も取られる。やりすぎには注意が必要だが、こちらはより効果が現れやすい。 もちろん行った後はしっかりと洗浄とオイル注入をすること。 ギアの抵抗抜き、位置出し 改造対象:シャーシ、ギア、各種シャフト、ワンウェイホイールのギア 先ほどのブレークインでも話したとおり、駆動系のロスはスピードアップを目指すうえでなるべく避けたいものである。 そのためにギアも噛み合わせを調整すべくブレークインの段階でギアを削ったり、ゆがんでいるギアを交換したりする。 それ以上となると、モーターの回転を伝えるためのギアであるカウンターギアの改造になる。 カウンターギアのギアシャフトを抵抗の少ないフッ素コートタイプにするのはもちろん、片軸ギア用のカウンターギアのシャフトとギアの接地部分をばっさりカットし、穴をヤスリで削ってそもそもの抵抗を排除してしまうことがある。(*5) さらに内部にベアリングを搭載して回転ロスを抑え、よりパワーを伝えやすくすることで、駆動ロスを抑える役割がある(*6)。 また、モーター側のドライブシャフトにもギアが一番効率よく回転する位置に持っていくために、ワッシャーやスペーサー、さらにはベアリングを使用してギアの位置出しをする。 その場合はシャーシを少し加工する場合があるが、正直シャーシ側のギアの位置出しは上級者でもかなり難しい部類に入る。 かなりデリケートな部分なうえ、今のミニ四駆だと立体セクションで十中八九飛ぶことがあるため、駆動系のダメージは想像以上に高い。頻繁にチェックしなければならず、そのためにまたマシンをばらばらにする必要があるため、下手に初心者は手を出してはいけない。 ...と、ここまで書いてきたが、これはまだ序の口である。 真の改造はこれらを自在にこなせる上で、公式の定めるレギュレーションに違反しない範囲で自分でパーツを作ることにある。 自作パーツの製作 改造対象:各種FRP補強プレート等 上記の改造は、いわゆる速さに関係するものばかりであり、公式の大会などで一番効果を発揮するのは、その速さをいかに維持しつつ、公式が用意した難関セクションをクリアして一位を取るかである。 速いだけならぶっちゃけモーターを交換するだけでもいい。ギアなどはそのモーターでより性能を発揮しやすくするためである。 しかし、ただ単純に速くしただけでは勝つことができないのが現代のミニ四駆。公式の3レーンや5レーンコースの通常レーンチェンジでも速過ぎると簡単にオーバースピードでコースアウトする。 さらに、テーブルトップ(以下TT)、ドラゴンバック(以下DB)、バンクといった公式でも販売されているコースセクションはもちろん、その年のジャパンカップならではの特別セクションがあり、その対策に毎度ミニ四レーサーは悩まされる。 特に有名な改造をあげるとともに、何を目的としてこの改造を作ったかをあげていく。 提灯ダンパー、ボディ提灯、ヒクオ 改造対象:FRP、ボディ、マスダンパーなど 提灯というのはマスダンパー(*7)を通常のようにビスに通して底面を叩くように取り付けるのではなく、吊り下げるように取り付けたものであり、リア、もしくはフロントバンパーのビス穴からFRPを伸ばし、ボディを叩くようにしてジャンプ後の着地での衝撃を抑えるギミック。ここからさらに進化を遂げたのがボディ提灯とヒクオである。 提灯ギミックをボディにビスや接着剤などで固定し、ボディ自体も切ったり加工してマスダンパーにしたのが一般的なボディ提灯。通常の提灯よりも制震効果を大幅に上げたもの。 ヒクオというのはレーサーの間でより派生したものであり、提灯やボディ提灯よりもさらに低重心になるよう改造したものである。 大きな違いはないが、基本フロントタイヤの後ろにマスダンパーが来るように配置(*8)し、立体セクションでの対策として流行(*9)。自作パーツの中でも難易度が低いこともあり、現在でも取り入れているレーサーは多数存在する。 特にグレードアップパーツ(以下GUP)のブレーキだけでは対応しきれないような短いTTやDBでは効果が大きく、それに伴い現在では公式大会に参加するマシンにとっては必須級の改造とまで言われている。 もちろん提灯がなくても戦えないことはないが。 これらのギミックは後にサイドマスダンパーをGUPとして販売されるなどの影響を与え、その改造の重要さが高いことを証明した。 スライドダンパー、ピボットダンパー 改造対象:FRPなど デジタルカーブ(*10)、ロッキングストレート(*11)といったマシンの耐久性を著しく奪うセクションに対抗すべく開発されたギミック。 実は公式からすでに販売されている「スライドダンパー」「アルミ可変ダウンスラストローラー」を参考に作られたものである。 スライドダンパーはスプリングによって稼動し横方向の衝撃を逃すのに大きく貢献し、ピボットダンパーは一本の軸を起点として稼動、衝撃を後方に受け流すことで上述したセクションをすばやくクリアするのが目的である。 もちろん公式のもので十分対策としてはいいのだが、だいぶ昔のパーツのためそこまで想定されておらず、プラ製のためパーツの強度があまり高くなく、長時間走らせているといつの間にか歪んでいたりする。 さらにダウンスラストローラーもいかんせんダウンスラストがきつすぎて大きく減速してしまう(*12)ため、FRPなどで自分で作ってしまおうとしたのがこの自作パーツになる。 当然FRP製のためプラ製のシャーシバンパーよりも強度は高くなり、さらに角度も自由に作れるため、コースにあわせたものが用意できる。 ピボットダンパーは縦にスプリングを内蔵したスプリング型と、AOパーツのローラー用ゴムリングを利用したゴムリング型の2種類が存在するが、耐久性はあるが加工の難しく、メンテナンスが大変なスプリング型よりも、加工難易度が低くメンテナンスも容易なため、初心者などではゴムリング型が主流となっている。 スライドダンパーに関しては後に公式から金属製のより強度の高いものがGUPとして販売され、精度の高さから使う人もいるが、ピボットダンパーはいまだに自作するしかない。 高難易度改造の練習としてやってみるのはどうだろうか? AT(オートトラック)ダンパー 改造対象:シャーシ、FRPなど ミニ四レーサーの技術や知識の豊潤に伴い、公式が考案したより複雑化したセクションに対抗すべく、通常時は働かないが、コースアウトするような強い衝撃を受け流して走行を安定させることを狙ったのがこのATダンパーである。 先ほどのデジタルカーブやロッキングストレートに加え、ジャンプ、バンク、スロープといった複合セクションに全て対応するのは例えパーツ無制限だとしてもマシン重量がかさばる上に、全てのパーツがうまく機能するとは限らない。ならばいっそ一個のパーツにまとめて請け負ってしまおうというのが狙いである。 1~2本のビスを軸に、取り付けたFRPが縦、斜めに稼動するなど、あらゆるギミックに対して一定の効果を発揮し、完走率を高めてくれる。上級者だと上記のスライドダンパーやピボットダンパーも併用してくる。 加工難易度はやや低めだが、それでも一部専用工具(*13)が必要になってくるなど、初心者には難しいかもしれない。それでもその難易度に見合う効果はあるので、もし興味が出たなら一度チャレンジしてみてはどうだろうか。 フレキシブルマシン 改造対象:シャーシ、ギア、ボディなど アニメ爆走兄弟レッツ&ゴー!!に登場した劇中のビートマグナムやバックブレーダーなどは、サスペンションシステム(*14)を搭載しており、着地時の衝撃を和らげたり、走行を安定させる構造となっていた。さすがにマグナムダイナマイトみたいなとんでもないことはできないが。 それを現実のミニ四駆に何とか採用できないかと考案されたのがフレキシブルマシン、通称フレキである。 シャーシを分割して稼動できるようにし、内部にスライドダンパー用のスプリングを仕込み、その力によって衝撃を吸収、着地時の挙動を安定させるのが狙い。 二分割までならMAシャーシのスターターパックで全てパーツが揃った状態から作成可能なので、自信がないならこちらから試してみるのもあり。 本格的な改造でやりやすいのが三分割構造のMSシャーシで、比較的加工工程も少なく初心者でも作れる。工具をそろえればちょっとの立体コースならマスダンパー要らずの衝撃吸収マシンが作れる。 精度を出すとなると熟練した技術が求められるが、それを差し引いてもやるメリットは大きい。 反面、駆動関係の負担は大きく、しっかりとメンテナンスしなければ突然ギア(*15)が壊れてストップするなんてことがあるので、走り終わったらギア周りは必ずチェックするように。もしモーターが回ったままだったら即停止させるように。止めなければモーターが過熱し、シャーシが溶けてマシンがお釈迦になってしまう。 後は稼動させすぎも地味に危険。稼動域が広すぎるとコーナーでギアのトルクが抜け、思った以上に減速してしまうことも。スペーサーをかますなどしてサスペンションの稼動域を調整し、どのぐらいが最適かを見極めよう。 リアモーターシャーシのFM化 改造対象:シャーシ FM-Aシャーシの登場により、FMシャーシ愛好家や昨今の立体コースでの重心の位置の観点からこのシャーシを軸にマシンを組み立てるレーサーも多くなった。 しかし、世の中にはそれ以前からあるFMシャーシやスーパーFMシャーシを使用する古のFM愛好家がいる。ただ、 ホイールベースも短く、駆動効率もなかなかだがバンパー強度が貧弱な上にギアが最高で4:1までしか対応せず、そもそも古すぎて対応パーツが少ないFMシャーシ。 そこまで古くないため対応パーツが多くまだ手の施しようがあるが、駆動効率が最悪な上にプロペラシャフトが2mmとロスが大きく、ホイールベースが全シャーシ中最長の84mmとテクニカルセクションの多い昨今のサーキットとは相性が悪すぎるスーパーFMシャーシ と、今を戦うには少々…いや、かなりハンデが多かった。 そんなFM愛好家がFM-Aシャーシが出るまで主流となって行った改造が最新シャーシをいじってFMシャーシ化することだ。 当時猛威を振るっていた軽くて拡張性も高いVSシャーシ、強度もありバランスのいいARシャーシ、そして比較的駆動系統やホイールベースが近いスーパーXシャーシ、その改良型のスーパーXXシャーシを基にして、 電池ボックスの出っ張りを切り取って電流を逆向きに流してタイヤを逆回転させる。 バンパーセッティングも反転し、人によってはスイッチなども改良する。 スーパーXやスーパーXXに至っては前後のバンパーをカッターのこで切り落として反転して接着する完全逆転型も存在した。(*16) といったことをしていた。 もちろん最新シャーシのVZシャーシでもFM化するものは存在し、完成度が高いとFM-Aをぶっちぎることもありえる。 というよりはFM化をずっとしてきたレーサーにとってはある意味FM-Aシャーシよりも信頼性が高いのかもしれない。 デメリットとしては加工工程が少々多いことと精度が高いことが求められる。 特にスーパーXやスーパーXXではそれが顕著に現れるので(*17)、これをするくらいならホイールベースも駆動系も同一なFM-Aを使うことをお勧めする。 お勧めはAR。フロント、リアバンパーともに一体成型のため強度もあり、ホイールベースや駆動系の違いからFM化の効果が高い。 あと、当たり前だがそのままリアバンパーをフロントとして扱おうとすると、スラスト角が±0のためコーナーで暴走してしまうのでダウンスラストを付けることをお忘れなく。(*18) 逆に言えば、自由に角度を付けられるのでお好みの角度で試してみよう。 ペラタイヤ 改造対象:タイヤ え?上でもうタイヤを取り上げてるのにまたタイヤ?と思ったそこの君。 甘い。上級者はもっと上の改造を行っているのだ。 それがこのペラタイヤ。削るとかそんなものじゃない。完全にタイヤをぺらっぺらの状態になるまで加工する。 やり方は簡単。ワークマシン(*19)にタイヤをセットし、やすりで回転させながら表面を削ったり、デザインナイフで切り込みを入れてタイヤの表面を削ぎ落とす(*20)。 当然回転させながらの作業になるため、タイヤカスやたまに工具が弾かれて怪我をする、といった危険を伴うので、この改造ではゴーグル、手袋やエプロンといった保護具の着用を強く推奨する。 この改造のメリットとしては タイヤ径が小さくなることで加速力が上がり、コーナーでの立ち上がりに有利に働く 上記のタイヤ、ホイール加工で触れた通り、コースにしっかりタイヤが接地してくれるようになる タイヤのゴム自体の体積が小さくなるのでジャンプ後の着地で跳ねにくくなる。特にスーパーハードタイヤでこれができると本当に跳ねない。 全体的に車高を下げられるので、図らずとも低重心化できる と、非常に大きい。特に昨今のジャパンカップではテクニカル、かつジャンプセクションの多い傾向が強いため、この改造を行っていると非常に頼もしい。 もちろんデメリットも存在し、 ノギスなどの測量を行ってないと、タイヤ径がバラバラという事態が発生しやすく、その場合はまるで意味がなくなる タイヤ自体を削る関係上、ストレートが多いセクションでは最高速が伸びず速度負けの可能性が高くなる 慣れないうちは失敗しやすく、削りカスなどの後掃除が大変 タイヤのゴムの体積が減る分、衝撃がダイレクトに駆動系に直撃する。ギアもそうだが、一番割りを食うのがドライブシャフト。ペラタイヤの場合は中空シャフトはあまり推奨せず、ノーマルを使った方が無難 削る時間を継続的に長くしすぎるとタイヤが熱を帯びて溶けだし、加工が上手くいかなくなる。また、モーターやバッテリーも熱を帯びるので、こまめに休ませる、もしくは予備を用意して交換するなどして対処しよう。(*21)また、ヤスリ等も目詰まりを起こしやすくなるため、可能なら適宜水を差すと作業がやりやすい。 もあるため、コースレイアウトやマシンの方向性をしっかりと決めてから行おう。これとギア比をしっかり理解できれば君も晴れて中級者の仲間入りだ。 用意できる数が多いに越したことはないが ほかにも色々あるが、全て紹介するとなると情報がパンクしかねない。 興味が出たのならネットや公式ガイドブックを呼んでみることをお勧めする。 特に公式ガイドブックに書いてあることは外れないため、ミニ四駆初心者には特にお勧めする。 追記、修正は自力でフレキ・ATダンパー、ボディ提灯を搭載したマシンをくみ上げてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 1時ブームの頃はギアの改造禁止だったんだけど、今はベアリング仕込むとかやっていいんだ… -- 名無しさん (2022-04-21 00 56 36) 全部じゃなくていいからどこまで改造していいのかみたいなの欲しいな。 -- 名無しさん (2022-04-21 01 41 33) 肉抜きってよっぽど上手くやらないと意味がないって研究か出てたよな -- 名無しさん (2022-04-21 09 12 41) 八木に電流が走りそうな項目やな -- 名無しさん (2022-04-21 09 24 37) へぇい 皆さんはこちらのサイト「アニヲタwiki」をご存知でしょうか -- 名無しさん (2022-04-21 09 37 35) ↑5そもそも2次ブームのころに発売された新型ギアのセットにはベアリングも付属されてるからね -- 名無しさん (2022-04-21 09 43 14) 電池そのもののブレークインなんてのもね。いかんせん放電機能も兼ねた(できれば放電→充電をやってくれる)充電器が必須ではあるが。これもなかなか高額 -- 名無しさん (2022-04-21 12 06 14) 例の改造おじさんはホバーミニ四駆(?)とかみたいに時々まともなのも作るから侮れない -- 名無しさん (2022-04-21 20 36 14) 空気抵抗あり! -- 名無しさん (2022-04-21 20 56 55) そろそろ塩はタミヤの店に並んだのかな?(すっとぼけ) -- 名無しさん (2022-04-21 21 25 10) ??「すまんかった」 -- 名無しさん (2022-04-22 00 49 57) タミヤ製品ならOKのレギュレーションだからケースを切ってパーツに使ってるの面白いんだよね -- 名無しさん (2022-04-22 21 09 00) ↑あと本来ならゴールしたあとのマシンを取りやすくするためのキャッチャーなんかもね -- 名無しさん (2022-04-23 12 45 13) ↑7とはいえあの付属の丸穴ボールベアリングだとガッタガタだから、今だと620かフッ素コート、HG丸穴推奨。フローティングやるならこれくらいないと意味ない -- 名無しさん (2022-04-23 13 28 10) 某マン氏も似たような魔改造してるので1人ではないですね -- 名無しさん (2022-04-23 16 13 03) ケースを切って? ケースが田宮製品ならプラ板取るのにニッパーとかで切った貼ったしてもOKってことかい -- 名無しさん (2022-04-23 16 39 20) 冒頭のレギュ違反改造って、ほぼ確実に謝罪するやつじゃねぇか -- 名無しさん (2022-04-23 16 44 42) ↑2ケースもキャッチャーも車検時に「これ素材は?」って聞かれることあるから「元々はあれです」ってしっかりミニ四駆のラインナップに有るものを答えればいい。まぁ、大抵キャッチャーダンパーかアンダーガードとして使われる位だからそこまでヤバい改造は今のところない。 -- 名無しさん (2022-04-23 22 22 17) ↑ 先週行ったJC東京大会で車検行ったときは東北ダンパーやボディ提灯が上がりすぎないようにストッパーでポリカの端材使ってたけど特に言われることはなかったなあ -- 名無しさん (2022-04-23 23 38 38) アルミやアクリル製で物が硬いので下手に切ると危険だからか、セッティングボードの切り出しはアウトに -- 名無しさん (2023-12-22 18 38 24) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mini4wd_lab/pages/248.html
参加メンバー だる カツサマ TOMMY のっしー ルール シャーシ限定一次予選- 二次予選- 決勝- 優勝決定戦 オープン一次予選- 二次予選- 決勝- 優勝決定戦 各ラウンド1位のみが次ラウンドへ。参加者は450人くらい。 限定クラス:X/XXシャーシ限定クラス 人数が450人と意外と多く、かつ3時過ぎには決勝を終える予定のスケジュールだったため 午前練習だけでなくお昼の練習走行もなし。 コース 写真は後日アップ予定です。 レイアウトは品川と同じでしたが、鈴鹿特有の勾配がありました。 ジャンプセクションが登りとなっていたため品川よりスピードの出せるレイアウトでした。 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (コース.JPG) 結果 Name Result だる オープン:たすき カツサマ オープン:薄紙 シャーシ限定:たすき TOMMY オープン:たすき のっしー ノータスキ だるの感想 5月1日の品川大会から中4日での先発となりました今大会。 前回はデジタル対策が不十分で、デジタルでの減速を補うために最高速を上げ、 最高速を上げた結果ジャンプで挙動が不安定になるという内容でした。 今回はその点を修正すべく、しっかりとデジタル対策を施して大会に参加しました。 ■午前一次予選(オープンクラス) 今日こそは置きにいくぞ!と誓って参加していたので、ネオチャンプの電圧を1.30Vまで下げて一次予選に参加しました。 列に並んでみたところ、4コーススタート。 右を見ると、おや?レンタルマシンの少年。 左を見ると、おやおや?レンタルマシンの少年が3人。 まさかのレンタルマシン4台とのレースです。 ここでコースアウトするのだけはダサいということで大人気なく必死で電池を垂らしまくり。 少年たちに勝負の世界の厳しさを教え、未来のミニ四駆ファンを4名なくしてしまいました。 結果は周回遅れに追突して1秒程度ロスして32.0秒とまずまずのタイム。労せずタスキをゲットしました。 ■午後一次予選(X/XX限定クラス) 午前の走りでまだまだ余裕がありそうだったので、ブレーキを0.5mm上げ、電圧を1.30Vにしてスタート! いい走りをしていたものの、デジタルでもなんでもないカーブでコースアウト! あーこれは完全にスラスト抜けたなーと思っていると、案の定フロントの両ネジシャフトが曲がってました。 緩んでないかの確認はレース前にきっちりやってるのに、運が悪いなぁ。 ■二次予選(オープンクラス) 結局ここまで正確なタイムを測れていないので、カンで電圧を1.37Vまで上げて出走。 薄紙ゲットの平均タイムがだいたい30.0秒くらいだったので、そのタイムを目指しました。 結果、30.3秒と好タイムでしたが、ストレート1枚およばずスピード負けでした。 ■総括 結果は伴いませんでしたが、品川での反省点をしっかり改善できて内容的には随分よくなりました。 コースアウト負けではなくスピード負けというのは、久しぶりな気がします。w 午後の一次予選でスラストが抜けたとき、「運が悪かった」で済まそうかという感じになりかけましたが、 運ではなく実力不足なんだろうと思います。 次回までに絶対に曲がらないよう対策を講じたいと思います。 ■その他 確変でも起こってるんじゃないかというカツサマがまたしてもやってくれました。 タイムは31.0秒とチーム内の誰よりも遅いのに薄紙。なんなんだ!? TOMMYは29.2秒出しても薄紙に届かず、ミニ四駆の恐ろしさをまた味わいました。 チームとしては、全体的にかなり完走率が改善されつつあります。 この調子でいけば、もうちょっと好成績が残せる気がします。 カツサマの感想 おだるさんの車で遠征してみました。おだるさん、ありがとう。 さて、全結果は以下のとおり。 予選(オープン):XX:1位(31秒1)。ゴール直前に逆転。 予選(XX限定):XX:1位(30秒7)。上に同じ。 2次予選(オープン):VS(笑):1位(31秒0)。びびってブレーキ強すぎw 2次予選(XX限定):XX:2位(31秒1)。さすがに2次予選で31秒台では2匹目のドジョウはおらず。 準決勝(オープン):VS:2位(29秒6)。どうせ遅いわと思い、タイムとらず。(爆)Youtubeで測ったら思ったより速かったみたい。 準決勝ではよい走りをしていたようで一安心(笑)。 おだるさんのいう通り、チーム全体の完走率も上がり、よい感じ。 個人的にはTommyの走りがすばらしかったと思います。 TOMMYの感想 オレンジが非常にいい走りをしてくれました! 残念ながらタスキどまりやったけど、次のレースに期待を持たせてくれる走りやった。 ■一次予選(オープンクラス) 品川の反省を活かし、電池を朝充電の状態でオレンジを投入。 スイッチを入れてみると、回転音がイマイチかなと思うものの、ぐっとこらえて並ぶ。 そして走らせてみると、ええ感じにTOPを走ってくれる! 無事にタスキゲット!タイムを見てみると29.2秒! だるに「速いわ!午前中にする走りじゃない」とか言われた。 ■一次予選(XX限定) 前日2時まで作ったパールグリーンXXを投入するチャンスができたので、いざレースへ。 着地の安定感に今一つ不安があったので、タスキは期待せず。 TOPを独走していたものの、残念ながら4週目でスピードに乗ってきてしまい、アイガーで見事にCO。 けれども、走らせられたことに満足^ー^ ■二次予選(オープンクラス) 他の一次予選を観戦していると、スピード的にはいい勝負が出来そうだったので、ブレーキを少し落とす以外は、そのままで行くことに。 そして、チームのみんなに「最初に行ってくるわ!」といそいそと並びに行ったまでは良かった。 早くレースをしたいあまり、並ぶ際に誰かが並ぼうとするところに割って入ってしまうような形になってしまい…。 で、誰だったのかと後ろを振り返ると、某有名超速レーサーの方でした。(あぁ、終わった…) レースをスタートすると、案の定かっ飛ばす!とても追いつけません。 だる計測では、TOPは27秒台(笑)勝てへんよ、それは。 で、自分は29.2秒(だる計測)で完走。 次回からは、その方に近づかないようにします(笑)